POSTED on2023.10.04
美容皮膚科の内服薬でインナーケア!種類別の効果と正しい飲み方
美肌を目指すための毎日の丁寧なスキンケアと、お肌の内側からコンディションアップに作用するインナーケアは、美容皮膚科の内服薬を活用する女性が増え続けています。
美容皮膚科で処方が受けられる内服薬は、サプリメントや食品とは違い医学的なエビデンスのもとに美容効果が認められた信頼のツール。
今回はお肌の内側からのインナーケアを始めようと思っている女性に向けて、一度は試してみたい美容皮膚科の内服薬の種類と効果、正しい飲み方をわかりやすく解説します。
目次
♦︎美容皮膚科の内服薬~種類別に見る効果とは?~
美容皮膚科で受けられる美容医療とはまた違い、お肌の内側からピンポイントで気になる不調を改善、予防できる内服薬。
医師のカウンセリングやお肌診断で導き出されたトラブルに応じて処方が受けられる内服薬について、主な種類と効果をまとめてご紹介します。
☑︎ニキビや湿疹のインナーケアに~ハイチオール~
繰り返し起こることも多いニキビや湿疹のインナーケアに役立つハイチオールは、市販でも取り扱いがあるものの、美容皮膚科で処方が可能な内服薬は成分量がハイレベルという特徴があります。
ハイチオールはニキビやシミ、湿疹のもととなる菌やウイルス物質を、お肌のターンオーバーを活性させることで外部に押し出す働きがあります。
また紫外線ダメージが原因で大量に発生するメラニン色素を還元・無効化するため、シミやくすみが気になる人、肌荒れを効果的に改善予防したい方に適していますよ。
☑︎シワ、くすみ、疲労回復に~シナール~
体内への吸収力に優れ、シワやくすみ、疲労回復と美容と健康の両面にアプローチできるシナール。
もともとは高濃度のビタミンCを最大量に配合した内服薬となっていますが、シミのもととなるメラニン色素の発生を抑えたり、お肌のつややかさや弾力のもととなるコラーゲンを作り出す働きがあります。
シナールはシミやシワのインナーケアをまとめてしたい人、疲れやすさが原因でお肌のコンディションが揺らぎやすいと悩む女性にも最適な内服薬となっています。
☑︎アンチエイジング、デトックスに~グルタチオン~
もともと人間の体内にも存在しているグルタチオンですが、年齢を重ねたりストレス、疲労の影響で体内からどんどん不足・減少しやすいというデリケートな性質を持ちます。
グルタチオンはささいなきっかけでも大量に発生する老化の原因、活性酸素を押さえて細胞や皮膚の若々しさを保持する、エイジングケアに最適な内服薬です。
さらに肌荒れやむくみ、たるみの原因となる皮膚内や体内の老廃物・毒素を流すデトックス作用もあるため、美容と健康、ダイエットへの意識が高い方にもおすすめです。
☑︎お肌の炎症をブロックする~トラネキサム酸~
医療の現場では止血剤やのどの痛みを抑える・予防する内服薬として用いられていますが、ここ数年で美容内服薬として有効な作用があることがわかってきたトラネキサム酸。
肌荒れや毛穴詰まりの原因となる皮膚内部に潜んだ炎症物質を無効化したり、外部へ押し出す作用があるため、敏感肌によるゆらぎやすい肌質が気になる女性に適しています。
オンライン美容皮膚科でもニーズが高まり、処方を希望する女性が増え続けているトラネキサム酸は、優れた抗炎症作用で皮膚を強化し、丈夫な肌質づくりに一役買ってくれます。
☑︎血流促進や活性酸素無効化にアプローチ~ユベラ~
別称ビタミンEでもあるユベラは、皮膚のターンオーバーや代謝活性の要となる血流を促したり、活性酸素による血管へのダメージを抑えて細胞の若々しさを維持する働きがあります。
血管を拡張してめぐりを整える働きを持つため、ユベラの正しい服用ではめぐりが滞っていることで起こるお肌の血色の悪さ、目もとの青クマや黒クマの改善・予防にも効果的です。
♦︎美容皮膚科の内服薬でインナーケア~正しい飲み方をチェック~
美容皮膚科の内服薬でインナーケア効果を高めるためには、正しい飲み方を押さえておくことが欠かせないポイントに。
服用のたびにお肌のより良い変化が期待できる、美容皮膚科内服薬の正しい飲み方を一緒にチェックしてみましょう。
☑︎複数の内服薬を併用して飲む
シミのない美肌を目指すためには美白と保湿が必要なように、美容皮膚科の内服薬も複数の種類を組み合わせることで相乗効果が発揮されます。
どの美容内服薬の組み合わせも相互作用の高さが認められているため、処方を受ける前のカウンセリングでは必要かつ美肌を目指せる組み合わせを相談し、アドバイスをもらうようにしましょう。
☑︎3ヶ月の継続を心がける
細胞や皮膚の新陳代謝は3ヶ月が目安と言われているため、美容内服薬は3ヶ月を目安に継続服用しましょう。
また美容皮膚科の中には、3ヶ月の複数の内服薬がセットになったタイプを3,000円程度と続けやすい価格での取り扱いしているケースがありますよ。
♦︎まとめ
セルフでの化粧品選びはお肌に合わないといったリスクも少なくはないですが、美容皮膚科の内服薬なら医師のカウンセリング、お肌診断をもとに最適な種類を処方してもらえる安心感があります。
スキンケアとインナーケアの組み合わせでキレイに磨きをかけるために、美容皮膚科の内服薬服用をぜひ検討してみてくださいね◎