POSTED on2023.05.12
産後ダイエットを始めるベストな時期!食事と運動のポイントも解説
産後は骨盤のゆるみやポッコリお腹が気になりつつも、赤ちゃんを育てる慌ただしさもあって、いつからダイエットを始めるのが良いのかと悩んでいませんか?
今回は子育てと両立しながら妊娠前のスリムなスタイルを取り戻すべく、産後ダイエットを始めるベストなタイミングと食事、運動のポイントを解説!
妊娠から産後までのデリケートな心身を整えながらできる、食事と運動を参考にしながら、本来のしなやかなスタイルを取り戻してくださいね◎
目次
♦︎始めるべきタイミングは授乳が終わった後!
産後にポッコリお腹や骨盤のゆるみに気づくと、早い内にダイエットをした方が良いと考える女性も少なくはないでしょう。
産後ダイエットは実は、赤ちゃんに授乳が終わった産後の3~4か月後に始めることが推奨されているんです。
この理由は、産後間もなくハードな食事制限をしてしまうと、赤ちゃんの成長にかかわりのある質の良い母乳が育たなくなる心配があるため。
産後3ヶ月目までは、ホルモンバランスが安定しなかったりつわりが続くこともあるため、心身がフラットな状態に戻りやすい授乳後のタイミングが適切と考えられているのです。
♦︎食事のポイント!注意点や摂りたい栄養素を解説
赤ちゃんへの授乳が終わった後の産後ダイエットでも、食事はハードに制限をしてしまうとイライラやストレスの原因になって、のちのリバウンドやドカ食いにつながることがあります。
産後の心身の健やかさを取り戻し、維持しながらできる、産後ダイエットの食事のポイントを一緒にチェックしてみましょう。
和食中心の食事内容に改善
産後ダイエットは、肉や魚類からのタンパク質、野菜や根菜、副菜からの繊維質やビタミン、ミネラルがバランスよく補える和食がおすすめです。
和食であれば炭水化物と汁物で空腹を満たすことができ、副菜のタンパク質でエネルギーをチャージしながら低下しやすい基礎代謝の向上にもアプローチできますよ。
糖質は制限し過ぎない
ごはんや麺類、パンのベースとなる栄養素・炭水化物は、過剰に摂取をしてしまうと脂肪細胞への吸収で贅肉に変わりやすくなってしまいます。
ただ、産後は、いつも以上に心身がデリケートでスタミナ不足の状態にあるため、糖質の過度な制限はイライラやストレスの原因に。
糖質の影響を少なくしながらも産後ダイエットを成功させるために、
・糖質の吸収を抑える乳酸菌、酵素、食物繊維をたっぷりと補う
・糖質の摂取はエネルギー源に変わりやすい朝と日中に摂る
・食べたものが脂肪に変わりやすい夕方から夜間の糖質を少なめに調整する
という工夫とアイディアをプラスすると、急激な血糖値の上昇を抑えながらの健康的な産後ダイエットにアプローチできます。
こまめな水分補給
常温の水や白湯、カフェインを含まない健康茶やハーブティーは、産後にゆらぎやすくなる血流の改善に一役買ってくれます。
こまめな水分補給は質の良い血液を作り出して栄養のめぐりを活性化したり、 新鮮な酸素を体内に摂りこんでアンチエイジングにも役立つため、1日を通しての水分補給を心がけましょう。
♦︎骨盤とお腹まわりをケアするトレーニング術
産後特に気になるお腹まわりと骨盤のゆるみのケアは、家事と子育ての合間に気楽に実践できるトレーニングがいくつも展開されています。
ここでは実際に実践している産後ママが多い、ポッコリお腹のケアと骨盤のゆるみを補正するおすすめのトレーニングをご紹介していきます。
ポッコリお腹を引き締める
1,床やソファ、ベッドに仰向けになる
2,腹筋にチカラを入れて両足を持ち上げ、すぐに下ろす
3,ここまでの流れを20~30回程度繰り返す
両足を上げる腹筋トレーニングは上半身を持ち上げるよりも負荷が少なく、回数をこなしやすいことでポッコリお腹の引き締めに役立ちますよ。
骨盤のゆるみを補正する
1,ソファやベッド、床に仰向けになる
2,骨盤の左右に左右の手のひらそれぞれを当てる
3,お尻からウエスト、骨盤に意識を向けながらゆらゆらとリズミカルに揺らす
4,ここまでの動きを40回繰り返す
骨盤をゆらゆら左右に揺らすことで関節や骨の位置を正しい位置に戻して、骨盤ゆがみが原因の姿勢の補正にもアプローチできます。
♦︎おわりに
赤ちゃんの健康状態に気を配りながらの産後ダイエットはハードルが高いイメージがありますが、食事・運動ともにシンプルな方法でスリムなスタイルを取り戻せるんですね。
ゆらぎやすい産後の心身をいたわりながら、授乳後の産後ダイエットをコツコツと続けて、子育てとダイエットを上手に両立していきましょう♪