POSTED on2022.12.05
セルライトにはタイプがある!?種類別の原因とセルフケアを解説
太ももや二の腕、お腹をちょっとつまんだだけで、皮膚に波打つようなデコボコが見えるセルライトは、見るだけでも何となくショックを受けてしまうものですよね。
しなやかでなめらかなボディラインを目指すために、今回はセルライトの意外に知られていなかったタイプと、それぞれの原因、セルフでできるケアをまとめて解説!
気温の低下が著しくなるこの季節は特にセルライトができやすいタイミングでもあるため、セルフでできる種類別の対処法をさっそく押さえておきましょう。
目次
♦︎セルライトのタイプって?種類別の状態と原因をチェック!
お腹や太もも、二の腕に目立つセルライトのケアをしていても、なかなかボディラインがスリムUPできないので、セルライトの種類に応じた最適なケアができていない可能性があるのかもしれません。
ここでは自分自身のセルライトがどんなタイプになるのか、その種類を見極めるための状態と原因を合わせて参考にしてみましょう。
脂肪型セルライト
脂肪型のセルライトは、皮膚内に脂肪が線維芽細胞を押し上げて波打ったようなデコボコした見た目が特徴になっています。
脂肪型のセルライトは女性の体質や年代、体型にかかわらずできやすく、皮膚のちょっとしたたるみでも脂肪細胞に皮膚が押し上げられた状態になるため、ボディパーツのあらゆるところにできてしまいます。
また線維芽細胞は、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった女性の美容に必須の成分を作り出す働きがあるため、セルライトによって押し上げられてしまうと本来の働きが低下し、シワやたるみ、ゆるみやくすみなどにつながってしまう心配があるのです。
むくみ型セルライト
むくみ型セルライトは、長時間同じ姿勢を維持していたり、カラダの冷え、むくみが慢性化している女性に起こりやすいセルライトです。
他のセルライトのタイプに比べると、むくみ型セルライトは余分な水分・老廃物を溜め込んで血管・リンパ管を圧迫した状態になるため、つまむとピリッとした痛みを感じることがあります。
さらにむくみ型セルライトは、皮膚のデコボコが特に目立つ見た目をしていて、範囲も広いのでまわりにも気づかれやすいリスクがあります。
繊維型セルライト
繊維型のセルライトは、肥大した脂肪細胞に線維芽細胞が産生したコラーゲンが結びつき、絡みついた状態であるため、見た目のデコボコが目立つことはもちろん、コラーゲンが本来の働きを活かせなくなるため、皮膚の波打ったような形状とくすみ、たるみが同時的に見られるようになります。
繊維型のセルライトはコラーゲンが絡みついた状態なので線維芽細胞の働きが活きず、見た目よりも老けた印象に見られてしまうことがあります。
筋肉型セルライト
筋肉型のセルライトは、これまでスポーツをしていた人がこの習慣を急に止めてしまうことで、一気に筋力や筋肉が減少して脂肪細胞に取り込まれた状態のことをいいます。
筋肉型セルライトは脂肪よりも硬くて弾力のある筋肉が脂肪に取り込まれた状態になっているため、デコボコや波打ったような見た目が広範囲にわたり、セルライトの種類の中でも減少やカバーが難しいと言われています。
♦︎セルライトのタイプ別に解説!今日から始めるセルフケアのポイントは?
今気になり、目立つセルライトのタイプを把握した今、これからは原因や状態に応じたセルフケアで引き締まったボディラインを目指すことができそうですね。
セルライトのタイプ別のセルフケアをまとめてみましたので、ポイントと注意点を早めに押さえておきましょう。
脂肪型セルライトのセルフケア
女性にもっとも多く、やせ型のスタイルでもできてしまうことが多い脂肪型セルライト。
このセルライトを目立たなくしていくためには、燃焼・筋力アップの両方にアプローチできる、有酸素運動と筋トレの組み合わせによる運動が効果的です。
有酸素運動によってセルライトの原因となる脂肪細胞の燃焼ができ、さらに筋トレを組み合わせると筋肉が増えて代謝UPにつながり、エネルギーやカロリーの消費からセルライトの減少につながっていきます。
むくみ型セルライトのセルフケア
むくみ型セルライトはカラダの冷えによって血液・リンパ液が滞っている状態なので、このめぐりを活性するための運動や入浴といった温活を常に心がけておくことがポイントになります。
むくみ型セルライトはむくみの原因となる余分な塩分・水分が代謝されず、皮膚内に溜まったままの状態でもあるため、この排出を促すカリウムや繊維質、酵素や乳酸菌を毎日の食事に積極的に補うようにしましょう。
繊維型セルライトのセルフケア
繊維型セルライトはコラーゲンの不足によってボディラインのエイジングサインが顕著に出た状態のため、ドリンクやゼリー、サプリメントで効率よくコラーゲンを補うようにしましょう。
またコラーゲンの絡まりをなくしていくためにも、血流・リンパ液活性の温活やストレッチ、マッサージなどをこまめに行うことがポイントになります。
筋肉型セルライトのセルフケア
筋肉型セルライトは筋肉が凝り固まった状態なので、血行促進に役立つビタミンEを補ったり、筋肉をやわらかくしながら脂肪を燃焼する、ヨガやストレッチなどのセルフケアを心がけてみましょう。
♦︎まとめ
セルライトのタイプ別の原因とセルフケアを抑えて、デコボコの目立たない引き締まったボディラインをモノにしてくださいね!