POSTED on2022.10.30
ダイエット中の空腹の正体とは?満足感を得るための対処法!
ダイエット中はカロリーや糖質、脂質の摂取をこれまでよりも控えた食事内容がベースになるものの、いつも空腹感があってドカ食いからのリバウンドが心配になっていませんか?
グルメやアルコールがいっそう美味しく感じるこの季節、ダイエット中の空腹感はますます大きなストレスに感じてしまうものですよね。
今回はダイエット中に感じやすい空腹について、その気になる正体と満足感を得るための対処法についてお話してみたいと思います!
目次
♦︎ダイエット中の空腹の正体とは…!?
ハードな食事制限をせず、1日3食控えめにしながらも食事を摂っているのに、どうしても空腹感が収まらない…。
ここではダイエット中に感じやすい空腹について、意外に知られていなかった正体をわかりやすく解説してみたいと思います。
低血糖状態によるもの
ダイエット中に空腹を感じたタイミングでは、脳や神経、お腹を満足させるために深いかかわりのある血糖値が急激に低下した状態。
ダイエット中の空腹によって血糖値が低下してしまうと、満腹感やダイエット中もベストなコンディションで過ごすためのエネルギーが不足し、この不足分を補おうと心身や脳、神経が余計なエネルギーを使ってしまって空腹を強く感じるようになってしまうのです。
ストレスが余計に空腹を強める
ダイエット中は、何かと細かな制限を決めてしまうことが多く、いつもとは違ったダイエット中心の生活ベースに変わっていくため、心身がこの状態に慣れるまでストレスを感じやすくなります。
ストレスを感じると、成長ホルモンの働きを阻害し、空腹感を強めるコルチゾールというホルモンの分泌が活性化してしまいます。
コルチゾールの影響を受けた成長ホルモンは、ダイエット中に必須の脂肪燃焼作用が活きなくなるため、空腹が長続きすると逆に太りやすく痩せにくい体質に変わってしまう心配も。
またストレスを感じると、人間は甘いもの・塩辛いものを欲するようになるので、空腹感の持続やダイエットの妨げに影響してしまうのです。
♦︎ダイエット中の空腹はガマンすべき?実はしなくていい!
できるだけ余分なカロリーや糖質、脂質を取らずにアプローチしていくのがダイエットの基本となるので、空腹はガマンが必要だと無理をしている女性も少なくはないはず。
ですが実は、ダイエット中の空腹はウエイトやサイズダウンの妨げになるストレスを緩和するためにも、我慢の必要はないと言われているんです。
むしろダイエットの空腹をガマンすると、
・低血糖状態が続いて健康状態に良くない影響を及ぼす
・次の食事で一気に血糖値が上がり、余分に栄養を吸収してしまう
・ウツやだるさ、頭痛やめまいなどが出やすくなる
・筋肉量が減り、ぎすぎすした印象に変わってしまう
などのいくつもの良くない影響があるので、次にお伝えするダイエット中の空腹をなくす対処法もぜひ最後までチェックしてくださいね◎
♦︎ダイエット中の空腹ストレスはこうして解決!
ダイエット中の空腹ストレスを早めに解消して、予定していたスケジュール通りのダイエット生活を持続していくために、ここでは管理栄養士・ダイエットトレーナーも推奨する空腹解決策をまとめご紹介します。
低GI食品を食べる
炭水化物に含有された糖質は、脂肪細胞に取り込まれてあっという間に贅肉に変わる性質を持ちますが、炭水化物でもこの影響が少ない低GI食品が存在しています。
・さつまいも
・蕎麦
・大豆製品
・キノコ類
の低GI食品は、炭水化物ならではの満腹感を少量でも感じやすく、繊維質やミネラルなどダイエットに必須の栄養が含まれているため、空腹を感じた時のおすすめの食べ物になります。
食事の順番に気を付けてみる
ダイエット中の空腹ストレスは、食事の順番に気を配ってみることも効果的。
繊維質や水分の多いみそ汁や野菜などの副菜から食べるようにすると、腸に水分が溜まって食べ過ぎの防止にもなり、主食の炭水化物を自然に控えながら空腹感のリセットにアプローチできます。
じっとし過ぎないようにする
ダイエット中の空腹を感じやすいのは、することがなくじっとした状態のストレスが原因になっていることも。
ダイエット中の空腹ストレスを緩和するために、
・適度に体を動かす
・ダイエット目標やスケジュールをノートに書き出してみる
・今日のダイエットメニューを料理してみる
などなど、空腹を紛らわすような工夫・アイディアをいくつも持ち、ジーッとしてしまう時間を減らすことでストレスの緩和や予防にアプローチできますよ。
♦︎まとめ
秋の始まりは代謝が高まり、ダイエットが成功しやすいタイミングと言われているんです。
このチャンスをモノにして空腹感知らずのダイエットを目標にしながら、食事とライフスタイルの在り方をもう一度振り返ってみてくださいね!