POSTED on2020.02.03
| UPDATE on 2020.01.31
本当に自分に合った化粧品を選べていますか?2020年、「ビューティーテック」はさらに加速。
化粧品業界の2019年は個人の嗜好や肌の状態にフォーカスした「パーソナライズ」が強く意識された商品の登場が目立つ1年でした。
その中で今とても目立つ動きを見せているのが「ビューティーテック」の導入です。
・ビューティーテックとは・・・
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「ビューティーテック」とはビューティーとテクノロジーの融合。
肌解析技術やAIなど、美容にIT技術を組み合わせたもの。
これによって例えばAR(拡張現実)の技術を用いて実際に髪を染める前に、仮想で自分に合ったヘアカラーを探すことができたり、ファンデーションやリップを仮想で試したりと、美の可能性を大きく広げるものです。
技術の発展に伴い、そうしたAIやAR機能を搭載したビューティーデバイスが多く発表されて、「ビューティーテック元年」という言葉まで生まれたのが2018年。
昨年2019年は多様化する消費者のニーズに対応するため、技術の開発は進み、そして迎えた2020年はこうした技術を駆使した商品が日常に広く浸透していくのではないか・・・
そんな見通しが立つのです。
大手化粧品会社も開発に力を注ぐ「ビューティーテック」。
女性としては見逃せないですし、いち早く自分の生活に取り入れたいものですよね。
・各社の取り組み
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では実際、日本の大手化粧品会社ではどのような技術の導入が行われているか見てみますと、ポーラではAIを使った肌解析で個人に最適なスキンケア商品などを提案する「ポテンシャル分析」を全国の店舗で導入し始めました。
これはタブレットを用いて14秒間撮影した動画を元に、肌の特徴などを分析。
肌の動きから内部構造を推定し5~10年後の肌の老化の度合いを予測も可能ということです。
また資生堂では、月額制のサブスクリプション型スキンケアサービス展開を始めました。
これはスマートフォン専用アプリを用いて、日々変わる肌を測定、肌データを分析して必要なケアを決定、専用マシンで自動的にケアを抽出するというもの。
これによりその日の肌と環境にあった美容プランを組めるのです。
・ces2020においては。
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1月5日〜10日、米国ラスベガスで行われた電子機器の見本市「CES 2020」においても「ビューティーテック」の新技術が注目を集めました。
ロレアルのパーソナライズ機器「パーソ(PERSO)」
P&Gの「オプト プリシジョン スキンケア システム」
ジョンソン・エンド・ジョンソンのスキンケアブランドによる肌診断アプリ「スキン360」
新しい技術やアップデートが次々に生まれ、期待が高まります。
・2020年は「ビューティーテック」飛躍の年。
いかがだったでしょうか?
美の最先端技術にぜひ乗り遅れのないように、「ビューティーテック」の今後の動きにぜひ注目してまいりましょうね!
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まずはお肌を綺麗に…❤️