POSTED on2025.01.10
冬に肌の乾燥がひどくなるのはナゼ?原因に合った対処でうるおい肌に♪
寒い季節になると、決まって肌の乾燥がひどくなると悩んでいませんか?
肌の乾燥は、シワやたるみ、肌荒れやくすみとありとあらゆるトラブルの原因になるため、早めに原因と対処を知っておきたいですよね。
今回は、冬に特に乾燥がひどくなる原因と、それぞれに合った対処法・スキンケアを詳しく解説!
本来のうるおい肌を取り戻す、冬の乾燥肌リセット術をぜひ参考にしてくださいね。
目次
♦︎冬の乾燥の原因とは?
❄️気温の低下によるもの
一桁台の気温が長く続くこともある冬、肌の乾燥が悪化しやすいのは、気温の低下が大きな原因です。
気温の低下は肌を冷やすため、肌に栄養を送り届ける血流が悪化…。
血液循環は肌のターンオーバーや新陳代謝にもかかわっているため、冷えは肌の栄養不足の原因となり、肌荒れや乾燥トラブルが著しくなってしまうのです。
気温の低下によって肌の血行不良が起こらないためにも、
・服装や入浴、温活グッズでカラダを冷やさないこと
・ビタミンEや土からなる食べ物を摂ること
というポイントを心がけてみましょう。
ビタミンEは血行促進に役立つ栄養成分で、ナッツやアボカド、植物性オイルに豊富に含まれています。
根菜の土からなる食べ物は、古い時代からカラダを温め血行を促進する作用があると言い伝えられてきたため、日々の食事にこまめに取り入れてくださいね♪
❄️空気の乾燥によるもの
湿度が高い温かい日や雨の日は、体内にも水分が溜まることで肌がしっとりしやすくなります。
逆に、水分や湿気の少ない寒い日の乾燥した日は、体内の水分が奪われることで肌も水分不足になり、乾燥によるくすみ、肌荒れなどが出やすくなります。
空気の乾燥による冬の肌トラブルを悪化させないためにも、
・こまめな水分補給
・室内での加湿
・ミスト化粧水の活用
などでお肌にうるおいを補うよう、心がけてみましょう。
肌の内側からの水分補給、室内の加湿やミスト化粧水の外側からの水分チャージで、乾燥肌の悪化予防につながりますよ◎
❄️入浴時の湯温によるもの
寒さが応えるこの季節、一日の終わりのお風呂時間はとても楽しみに感じますよね。
ただ、湯温の高いお風呂に浸かってしまうと、熱の作用で体内の水分が蒸発してしまい、結果的に肌の乾燥につながります。
湯温の高い入浴は、全身を浸していることで肌ばかりではなくボディ、頭皮や髪の乾燥にもつながるため、
・41℃程度のほのかに温かい湯温に調整する
・入浴中も水分補給を欠かさないこと
・ブースターやオイルなどを使って肌を保湿すること
というポイントを心がけてみましょう。
ブースターやオイルでの入浴中の保湿は、油分で肌にフタをすることで水分蒸発を防ぎ、しっとりなめらか、ツヤのある美肌に整いますよ♪
❄️ファッションアイテムの素材によるもの
冬に乾燥肌が悪化してしまうのは、意外に知られていないのですがファッションアイテムの素材も大きく関係しているんです。
夏に比べて寒い時期に身に着けるファッションアイテムは、肌の静電気の原因となる素材がほとんどと言えます。
静電気の発生は肌の水分を奪い乾燥肌を悪化させてしまうため、以下のような服装・素材を取り入れることがおすすめですよ。
・肌に触れるインナー、アウターは自然派素材のものを身に着ける
・静電気防止ミスト、スプレーの活用
・コットン、シルク、リネンなど天然素材
・ナイロン×レーヨン、ポリステル×アクリルは静電気が起きにくい
化学繊維素材のファッションで全身を固めてしまうと、摩擦によって静電気が生じやすくなります。
肌荒れや乾燥が気になる時は、保湿作用があり静電気が起きにくい天然素材を身に着けるようにしましょう◎
♦︎冬の乾燥肌対策におすすめの美容成分!効果とその仕組み
冬に乾燥肌がひどくなると悩んだ場合は、肌に必要な栄養を補える美容成分に注目してみることが基本。
乾燥した肌にダイレクトに栄養を補えることで、ダメージ予防と改善の両方にアプローチできます。
乾燥肌のケアを始める際にチェックしておきたい、効果的な美容成分は、
1 . セラミド
2 . アルロン酸
3 . ヘパリン類似物質
の3つ。
セラミドは角質層の水分となりダメージを跳ね返すバリア機能的な成分。
もともと皮膚内に存在していますが、加齢や乾燥で不足・減少しやすいため、コスメで補うことが大切です。
ヒアルロン酸は肌に水分を溜め込んだり、水分を集める作用があるため、化粧品選びの際に注目してみましょう◎
ヘパリン類似物質は、冬の乾燥肌に見られやすい炎症、肌荒れ、血行不良などをトータルでケアする優秀な美容成分。
医薬品にも使用されるほど、乾燥肌対策に役立つ成分でもあるのでコスメ選びの際の参考に役立ててくださいね♡
♦︎おわりに
冬にやっかいな乾燥肌ダメージも、原因に応じた対処とスキンケア、美容成分を知っておくことで健やか肌キープにつながります。
イベントシーズンもベストなスキンコンディションを保つために、ポイントを押さえた乾燥肌対策をはじめてくださいね◎