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笑顔でソファに座る女性
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POSTED on2023.11.01

女性のための頭痛対策ガイド~原因・緩和策を知って軽やかな毎日を~

頭が痛そうな女性

 

 

女性の3人に1人は頻繁に起こると言われているほど、女性によくある不調として深刻視されている頭痛…。

 

疲れや疲労を感じている時はもちろん、きっかけや前触れがなくともいきなり頭が痛くなって、仕事や生活の支障になると悩んでいませんか?

 

今回は女性に多い典型的な不調・頭痛について、種類別の原因やセルフでできる緩和策を詳しく解説します。

 

ツラい頭痛を治し予防しながら、本来の軽やかさを取り戻すきっかけに役立ててくださいね。

 

 

 

 

♦︎女性のための頭痛対策ガイド~種類別に見る症状、原因とは~

 

生理前や妊娠中、産後などにも繰り返し起こる頭痛は、ズキズキ・じくじくと刺激があり締め付けられるような痛みが特徴なので、不安やストレスを強く感じてしまうでしょう。

 

女性特有の頭痛には緊張性型・片頭痛とふたつの種類があり、それぞれに症状や原因が異なっているんです。

 

ここでは女性に多い頭痛の種類別に、症状や原因を詳しくチェックしてみましょう。

 

 

☑︎緊張性型頭痛の症状と原因

緊張性型頭痛は、この症状のイメージ通りに頭の筋肉が緊張して血流が悪くなり、頭全体がギューッと締め付けられることが原因と考えられています。

 

頭の筋肉が緊張し緊張性型の頭痛が起こるのは、

 

・長時間のデスクワークで首や肩、頭皮が凝り固まっている

・カラダが全体的に冷え、筋肉の柔軟性が失われている

・不安やストレスのメンタル不調が筋肉をこわばらせる

 

などなどカラダとメンタル面の問題両方が血液循環を妨げるためと考えられています。

 

そもそも血液循環は痛みのもととなる原因物質を流す役割があるため、筋肉が緊張すると血流が持つ働きが活きなくなり、痛みが溜め込まれて緊張性型頭痛が常態化しやすくなるのです。

 

 

 

☑︎片頭痛の症状と原因

片頭痛もこのフレーズからイメージできるように、頭の左右どちらか片方だけがズキンズキン、ジクジクと痛む頭痛の種類のことを言います。

 

片頭痛の原因は明確にはされていないものの、自律神経の乱れによって血管が拡張し、この拡張が神経を圧迫してズキズキ・じくじくとした痛みが出ると言われています。

 

片頭痛の原因となる自律神経の乱れは、

 

・十分な睡眠、休息を取っていない

・休息よりも活動している方が多い

・ストレスや緊張を常に感じている

・首、肩、背中にコリがある

 

などささいなきっかけでバランスが崩れやすく、片頭痛は女性の体質や年代に問わず起こり得るトラブルとされています。

 

 

 

♦︎女性のための頭痛対策ガイド~症状緩和のセルフケアまとめ~

犬と寄り添う女性

 

 

女性に多い頭痛は、緊張型・片頭痛にかかわらずときには寝込んでしまうこともめずらしくはないため、早めに症状緩和の対策を知っておきたいですよね。

 

ここでは緊張型・片頭痛両方に効果的なセルフケア、種類別にしておきたい対策をわかりやすく解説していきます。

 

 

☑︎頭痛対策に効果的な栄養を摂る

緊張型、片頭痛にかかわらず、頭痛全般に良いと言われている栄養成分には、

 

・体内の循環バランスを整えるマグネシウム

・大学の研究によって有用性が報告されたコエンザイムQ10

・魚介類全般に含有が多く酸素供給を促すスクワレン

 

があります。

 

頭痛が気になる時の内側からの対策として、食べ物やサプリメントでこれらの栄養成分を積極的に補ってみましょう。

 

 

☑︎首・肩・背中のコリをやわらげる

自律神経が乱れてこの神経が持つ血管の拡張・収縮運動が過度になると、神経にダメージが強くかかって頭痛の常態化につながってしまいます。

 

意外に知られていないのですが、自律神経は背骨の両脇に存在し背骨が固まるとひとつながりになっている首や肩、頭の神経までが固まって頭痛につながってしまいます。

 

・夜はゆっくりと入浴して背部を温める

・背部を動かす腕上げ、体幹伸ばしエクササイズを行う

 

という背中のこわばりをほぐす習慣を持っておくと、自律神経が整い乱れが原因による頭痛の予防にアプローチできるでしょう。

 

 

 

☑︎緊張型は温める、片頭痛は冷やす

長時間のデスクワークで起こりやすい緊張型頭痛の場合は、筋肉のこわばりをほぐす温めが効果的です。

 

逆に血管が拡張し過ぎて神経を圧迫して起こる片頭痛は、10分程度冷やすことで血管の収縮を助けます。

 

頭痛は種類にかかわらずに光がまぶしい、音に敏感になる、意識がぼんやりするといった症状が出やすくなるため、薄暗く静かな場所で安静を保つようにしましょう。

 

また頭痛薬は1日2回、6時間程度置く正しい服用方法を心がけることで胃腸への負担が少なくなり、痛みの原因物質の無効化にアプローチできるでしょう。

 

 

 

♦︎おわりに

笑顔でソファに座る女性

 

ズキズキ・じくじくとしたツラい頭痛も、種類別の原因と対処法を知ることで安心が得られたのではないでしょうか◎

 

ストレスや疲れ、生活習慣が乱れているときほど頭痛は生じやすくなるため、忙しい中でも休息時間を十分に取りましょう。

 

女性のための頭痛対策ガイドをきっかけに、本来の健康体質と軽やかさを取り戻してくださいね。

 

 

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