POSTED on2023.10.24
女性の悩めるいびき問題…原因と解決策を知って安心の眠りを♪
「夫や子ども、彼氏にいびきをかいていた、うるさいと言われて大ショック…!」
「自分の大きないびきの音で驚いて目覚める朝が頻繁にある…」
誰にも相談できないいびき問題に悩み、何か良い解決策はないかと悩んでいませんか?
自身がいびきをかく体質だと知ると、お泊りデートに積極的になれなかったり、そのうち夫や子どもと寝室を分けられてしまうのではないかと気が気ではなくなりますよね。
ここではいびきのコンプレックスを持つ女性に向けて、そもそもの原因と安心の解決策を詳しくご紹介してみたいと思います。
目次
♦︎いびきが出るメカニズム、原因って何?
睡眠時は質や時間、タイミングにも気を付けてぐっすり眠ろうと心がけているのに、いつもいびきをかく・指摘されると大きなコンプレックスを感じてしまうもの。
ではなぜ、気を付けていても毎晩いびきをかいてしまうのか?
悩める女性が知っておきたい、いびきが出るメカニズムや原因をまとめてみました。
☑︎いびきが出る仕組み、メカニズムとは?
ぐっすり安らかに眠っていても知らずしらずのうちにいびきが出てしまうのは、
・睡眠中の呼吸をスムーズにする「気道」が狭くなっている
・気道を支え、睡眠中の呼吸を助ける喉や口まわり、顎の筋力が弱まっている
という原因があるんです。
睡眠中の呼吸は、喉や口、顎まわりの筋肉によって支えられ広げられた気道の中にたくさんの空気が入り込む状態です。
ですが気道を支える筋力が弱まっていたり、気道を狭くしてしまう寝姿勢・睡眠前の悪習慣が治せないでいると、気道に入り込む空気の流れが悪くなって大きないびきに変わってしまうのです。
☑︎いびきの原因、気道が狭くなるのはどうして?
睡眠中の呼吸を促す、気道に入り込む空気の循環バランスが崩れて生じる大きないびき。
このトラブルの原因となる気道の狭さは、
・両腕を上に挙げる寝姿勢→腕を上げることで喉や気道が締め付けられる
・眠る前の深酒→アルコールの作用により筋肉が弛緩し、気道を支えきれなくなる
・鼻風邪によるもの→鼻風邪で鼻呼吸ができず、口呼吸によって気道に一気に空気が入り込み喉の振動がいびきにつながる
・枕の高さが合っていない→首、喉が締め付けられ舌が下がり、気道がふさがっていびきにつながる
という要因で生じてしまい、睡眠中に息を吸っても気道が十分な空気を摂りこめず、喉の振動がいびきに変わってしまうのです。
♦︎女性の悩めるいびき問題…安心の解決策まとめ!
意識が薄れた睡眠中に生じるいびきですので、改善・予防までには長い時間がかかるのではないかと不安になっていませんか?
悩める女性のいびき問題は、セルフでもカンタンにできる対処法と、クリニックで専門的なケアを受けるといったたくさんの解決策があるんです。
子どもや夫と一緒に安らかに眠る時間を取り戻したり、お泊りデートに抵抗や恥ずかしさを感じないために、ここではいびき解決のメソッドをまとめてご紹介します。
☑︎体質に合った高さの枕を使う
いびきは高すぎる・引きすぎるといった体質に合わない枕を使っていることが原因のひとつ。
睡眠時の呼吸リズムを安定して整えるために、
・頭、首全体がしっかりと支えられている
・寝返りがスムーズ
・仰向け、横向けになった際に自然なS字カーブを描ける
という条件をクリアした枕を選びましょう。
このポイントを押さえることで、いびきの原因・気道が狭められる影響が少なくなりますよ。
☑︎喉、口まわり、顎の筋肉を鍛えるエクササイズを
マウスピースのように口に含み、口まわりを左右に動かしながら喉や顎の筋肉を鍛えるエクササイズグッズを使ってみることもおすすめ。
加齢やストレス、深酒の影響で喉や口まわりの筋肉は弛緩し、気道を支えられなくなって空気の摂り込みが悪くなりいびきにつながるため、筋肉を鍛えるエクササイズを始めてみましょう。
グッズを使う以外にも、
・よく笑うこと
・常に口角を上げること
・食事時は30回の咀嚼を心がけること
という口やのど、顎を鍛える意識を持っておくと、気道を支える筋力がついていびきの改善・予防にアプローチできます。
☑︎クリニックで受けられるいびきケア
いびき外来の展開が増え続けている今、クリニックで受けられるいびきケアは、
・睡眠中の呼吸リズムを整える装置「CPAP(シーパップ)」の採用
・いびきにならない正しい寝姿勢アドバイス、カウンセリング
・睡眠の質を深くする服要約の処方
といった、外側・内側からのトータルケアが基本となっているため、自身では対処しきれないレベルのいびきに悩む女性におすすめですよ。
♦︎おわりに
いびきを気にしてしまうことで睡眠の質が下がると、美容や健康面にも良くない影響が出てしまいます。
いびきに悩んだらできるだけ早いうちにセルフケア、クリニックでの集中治療をはじめてみましょう。
健やかに眠り、コンプレックスを解消できるいびきレスな日々を早めに取り戻していきましょうね。