紫外線ダメージによるもの

つむじ割れが目立つのは、髪と頭皮が紫外線ダメージをダイレクトに受けているため。

つむじまわりは顔やボディに比べると紫外線の影響をダイレクトに受けやすく、さらには紫外線対策がおろそかになる、またはそもそもの方法がわからないと悩みやすい部位でもあります。

つむじまわりが紫外線ダメージの影響を受けると、

・大量の活性酸素が発生して血管が傷つき、血流が悪くなる

・血流が悪くなることでつむじまわりの髪に酸素や栄養が行き届かなくなる

・うるおいやハリ、コシを守るキューティクルが剥がれてつむじまわりが栄養不足になる

といういくつものリスクが生じ、つむじ割れが常態化してしまうのです。

髪の分け目を変えていないため

つむじまわりの薄毛や割れが目立ってしまうのは、髪の分け目がいつも同じで変えていないことも原因のひとつ。

髪の分け目を変えていないと、そこの部分の地肌だけが常に紫外線ダメージやシャンプー、ヘアケア時、スタイリング時の摩擦・刺激を受けてしまうため、皮膚や毛質が弱くなって髪が細く抜けやすくなりつむじ割れにつながってしまうのです。

合わないシャンプーによるもの

つむじまわりだけ髪が抜けやすい、毛質が細くて割れが目立つのは、洗浄力が強すぎ、髪と頭皮に合わないシャンプーを使っていることが原因と言えます。

シャンプーの洗浄力が強く、今の髪・頭皮環境に合わないタイプを使っていると、必要なうるおいや栄養が洗い流されてしまい、髪と頭皮が常に乾燥した状態になります。

うるおいが不足・減少した頭皮と髪は、丈夫な髪を生やす頭皮環境が揺らいでいることで抜けやすい髪質に変わる心配も。

合わないシャンプーを使うことでうるおいが不足すると頭皮と髪のバリア機能が弱まり、ちょっとの刺激でも毛質が弱く抜けやすくなって、つむじ割れにつながってしまうのです。

アミノ酸系のシャンプーを使う

アミノ酸系のシャンプーは髪と頭皮と同じ成分となり、洗浄力が穏やかで髪と頭皮のうるおいを守り、補いながら洗浄できます。

コラーゲンを生成して髪と頭皮にハリやつややかさを与える作用もあるため、今使っているシャンプーの見直し変更をしてみましょう。

髪と頭皮の健康に良い食べ物、栄養を補うこと

食事で摂取する食べ物、栄養は髪と頭皮環境のコンディションを左右すると言っても過言ではありません。

・髪と頭皮を構築する、肉や魚、大豆製品に含有が多いタンパク質

・タンパク質の合成を助け、毛根や毛母細胞に栄養を届ける魚介類に含有が多い亜鉛

といった食べ物、栄養を積極的に補って髪と頭皮を内側からケアするようにしましょう。

美髪点滴

亜鉛やタンパク質、ビタミン群など食事で補いきれない育毛成分を点滴で補給できる

成長因子注入

髪の修復、再生に働きかける成長因子をつむじまわりに注入して育毛を促す

内服薬の処方

成長期の髪を増やす内服薬の服用で内側から育毛にアプローチする