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POSTED on2023.07.03

シワやたるみの原因は骨密度の低下?関係性と丈夫な骨を育むコツ!

 

皮膚のシワやたるみ、体型のゆるみが目立ち始めると、乾燥や栄養不足といった皮膚に関するトラブルをイメージすることが一般的ではないでしょうか?

 

シワやたるみ、体型のゆるみは、皮膚の問題ばかりではなく骨密度という骨の状態にも密接な結びつきがあるんです。

 

ここではシワやたるみ、体型のゆるみの原因が骨密度による理由と関係性、丈夫な骨を育んで若々しさをキープするためのメソッドをまとめてお伝えしていきます。

 

 

 

♦︎骨密度の低下と皮膚との関係性

シワやたるみは皮膚に問題があることが一般的なので、骨密度の低下とこのお肌トラブルの関係が結びつかないとギモンに感じるかもしれません。

 

ここではシワやたるみの原因が骨密度の低下だと理解できる、原因や理由、美容との関係性について見ていきましょう。

 

骨は皮膚を支える役割を持つため

皮膚の弾力を支えているのは、皮膚内部の栄養や水分ばかりではなく、奥深くに存在した骨もこの役割を担っています。

 

加齢や栄養不足で骨が痩せ、骨密度が低下してしまうと、皮膚を支える機能が消失してたるみやシワ、体型のゆるみが目立つようになります。

 

また骨が痩せて骨密度が低くなっても、皮膚のもともとの面積は変わらない状態にあるため、痩せた骨の状態に皮膚の面積が追い付かず、シワやたるみの原因になってしまうのです。

 

 

加齢によるエスロトゲン分泌の低下で骨が痩せる

20代から30代の女性は、世間一般的には若くて健康というイメージがありますが、骨密度や女性ホルモンのエストロゲンの分泌は10代~20歳までをピークにどんどん低下してしまう性質があります。

 

女性ホルモンのエストロゲンは、骨の産生を促して皮膚を支える働きがあるため、年齢を重ねるごとに分泌が低下してしまうと、骨が痩せて皮膚を支えきれなくなり顔のシワやたるみ、体型のゆるみが目立つようになるのです。

 

 

♦︎骨を育て改善・予防するコツ!

皮膚の乾燥や栄養不足、表情筋の衰えが原因だと思っていたシワやたるみ、体型のゆるみが、実は骨密度の減少とは驚く部分があったのではないでしょうか?

 

丈夫な骨を育てて皮膚を支えるチカラを取り戻すために、ここでは骨の健康に良い食事、生活習慣のポイントをあますことなくお伝えしてみたいと思います。

 

 

栄養を積極的に補うこと

骨は食べ物・栄養からコンディションが左右されるため、

・肉、魚、大豆製品、乳製品、卵に含有が多いタンパク質

・魚類、ホウレン草、小松菜、乳製品に含有が多いカルシウム

・魚類、海藻に含有が多いマグネシウム

・乳製品、キノコ類に含有が多いビタミンD

といった栄養成分を積極的に補うようにしましょう

 

まずタンパク質には骨のハリを助けるI-7型のコラーゲンが豊富に含まれ、弱まった骨を修復する成長ホルモン分泌の材料になります。

 

そしてカルシウムは骨そもそもの原料となり、20~30代の女性は1日600㎎の摂取が推奨されています。

 

マグネシウムは骨の内部に存在する栄養で、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きが備わっていますよ。

 

 

カラダを積極的に動かすこと

ヨガやウォーキング、ジョギングや筋トレといったトレーニングは、

・骨に重力の刺激をかけてカルシウムを摂り込むエネルギーを生み出す

・骨を作りだす細胞の活性化を助け、カルシウムの吸収を促す

という、骨によって良いメリットがたくさんあります。

 

またこのような運動は、骨に必要な栄養を全身に送り届ける役割のある、心臓やふくらはぎを刺激する方法でもあります。

 

適度な運動は骨を丈夫にするばかりではなく、シワやたるみの目立つ皮膚の引き締めにもアプローチできるため、できるだけ毎日行うようにしましょう。

 

表情筋のトレーニングを心がける

顔に20も存在している表情筋は、皮膚内の靭帯を通じて骨とひとつながりになっています。

 

そのため、表情筋を鍛えると靭帯の血液や酸素、栄養を運ぶ働きが骨の刺激となり、シワやたるみのリフトアップにつながります。

 

表情筋のトレーニングは、

・表情筋を細かく動かすイメージで表情豊かに話す

・食事の際の咀嚼の回数を多く、しっかりと噛んで食べる

・スキンケア時にフェイスマッサージをプラスする

という、決して難しくない方法で骨の健康にアプローチできるため、日常生活に積極的に取り入れるようにしましょう。

 

 

紫外線対策をした状態でお日さまに当たる

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、食べ物よりもお日さまに当たった方が体内への吸収が良いと言われています。

 

日焼けからお肌を守る紫外線対策を徹底して、適度にお日さまに当たる習慣を持って骨に良い栄養を体内に摂り込んでいきましょう。

 

 

♦︎おわりに

骨に良い栄養摂取や生活習慣の心がけは、全身の皮膚を支える骨本来の働きが活きて、若々しく健康的な見た目に変わっていきます。

 

20~30代女性も決して油断できないシワやたるみ、骨密度の低下に気を配って、この年代ならではの若さをキープし続けていきましょうね!

 



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