POSTED on2021.03.12
上手な貯金の仕方が知りたい!20代はどのくらい貯まっているの?
友人知人に年収や貯金額は聞きづらいですし、こちらも答えにくいですよね。
また、職場で相手がどのくらいの給料をもらっているかはわかっていてもさすがに貯金額は聞けないのが普通です。
今回は20代はどのくらい貯金しているのか、上手な貯金方法と合わせてご紹介します。
目次
20代の年収は?
国税庁が2018年に行った調べによると、20代前半(20~24歳)の平均年収は、男性が284万円、女性が249万円、男女平均が267万円。
20代後半(25~29歳)の平均年収は、男性が404万円、女性が326万円、男女平均370万円。
これは手取りではなく額面上の金額となるため、実際に手元に来るお金はもっと少ないということになります。
会社の規模や業種や職種にもよりますが、20代の年収は少なく、一人暮らしをしている、結婚しているとなると貯金は難しい人が多いのが現状です。
20代の貯金の平均は?
とある調査では、20代の単身世帯の平均貯金額は、128万円。
これは現金だけではなく、保険や株なども含めた金額です。
しかし、中央値は5万円。
これは何を表しているかというと、20代でとても蓄えある人もいる一方で、貯金がゼロの人も多いということなのです。
つまり20代はしっかりと多めに貯金をしている人、貯金をしていたけど結婚や引っ越しなどがあり貯金が減ってしまった人、まったく貯金をしていない人がいるという、ライフスタイルによって貯金額に一番差がある年代なのかもしれません。
貯金をまったくしていない人は、飲み会や遊びなどの誘いを断れない人や、趣味にお金をかけている人が多い傾向にあります。
20代はどのくらい貯金すればいい?
20代は給料の10~20%を目標に貯金するのがいいといわれています。
つまり手取りが20万円であれば2~4万円ということです。
理想の家計バランスは、家賃や光熱費などの固定費が30%、交際費や娯楽費などの変動費が30%、趣味やスキルアップなどに使う自己投資費が20%、貯金が20%がいいといわれていますので、基準の一つとして覚えておくといいでしょう。
貯金を続けるコツ①:先に引いておく
給料が出たら、貯金する分は先に引いておきましょう。
最後に余ったら貯金という考えではいつまでも貯まりません。
貯金分は先に引くが鉄則です。
どうしても自分で貯金分を引くことができない人は、定期預金に移したり、会社で給料から天引きして貯金できる仕組みがあれば利用するのもいいでしょう。
貯金を続けるコツ②:口座をわける
一つの口座で管理していると、間違って貯金の分を使ってしまうこともあります。
ミスを防ぐためには3つの口座にわけるといいでしょう。
1つは生活費用。もう1つは貯金用。そしてもう1つは臨時用です。
冠婚葬祭などのイベントは急にあることも多く、生活費では足りないこともあります。
そんなときに貯金用から出してしまうと、「何かあったら貯金から出せばいいや。」という癖がついてしまい、先に引いておいてもなかなか貯まらないことがあります。
貯金用をすぐにおろすことができない定期預金にしてしまえば安心ですが、いざというときには困るかもしれません。
そこで臨時用が必要なのです。
臨時用は常に2万円前後あれば充分です。
使わないときはそのままにしておき、使ったときは次の給料で補充するようにしましょう。
貯金を続けるコツ③:無理のない金額で
無理を重ねていると、いつか爆発してしまいせっかくの貯金を使ってしまうことも。
ストレスで貯めたお金はストレスに消えるともいいますから、先ほどご紹介のとおり給料の10~20%を目安に、無理のない金額で貯金をしましょう。
ある程度目標を立てるのも◎。
いきなり20代のうちに1,000万円!など大きすぎる目標は挫折の原因になりますので、まずは給料の3か月分または100万円などきりのいい数字にするといいでしょう。
それが達成できたら自分の年収を目指すといいでしょう。
貯金を続けるコツ④:家計簿をつけてみよう
貯金したいけど、どう考えても生活費を考えると貯金分を引くことができないというときは、まずは家計簿をつけてみましょう。
今はアプリでも簡単に記録することができます。
ずっとつけなくても3カ月ほど記録すると、自分がどんなことにお金を使っているかがわかってきますよ。
まずは支出を確認し、無駄を省き貯金できるように頑張りましょう!
月々の支出を考えると貯金が厳しいという人は、月々の貯金は給料の5%程度にし、ボーナスから多めに貯金するといった手もあります。
自分に合った貯金計画が家計簿をつけることで見えてきます。
まとめ
20代は独身の人が多いので貯金がしやすい時期ではありますが、誘いなども多いので出費が増えなかなか貯金できない人も多いのが現状です。
しかし20代のうちから貯金するという習慣をつけておくことはとても大切なことです。
今からでも遅くありません!
少しずつ貯金を始めてみましょう。
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