POSTED on2024.08.20
| UPDATE on 2024.08.23
シミができる4つのメカニズムとは?効果的な美白成分で透明美肌に!
お肌に濃く広がるシミは、紫外線ダメージや皮膚への刺激・摩擦が原因なのは広く知られていますが、そもそものメカニズムに対しては「?」な部分があるのでは?
シミは紫外線や摩擦を受けた後に4つ過程を経て作られるため、このメカニズムに合った美白成分を選ぶと、透明美肌への改善・シミ予防にアプローチできます。
今回は意外に知られていなかった、シミができる4つのメカニズムとそれぞれに合った美白成分の効果をお伝えします♪
目次
♦︎シミができる4つのメカニズムとは?
紫外線を浴びたり刺激や摩擦を皮膚に与えたのち、すぐにシミができるわけではなく、お肌の内部にはいろいろな変化・反応が起こって表面にシミが浮かび上がる仕組みになっているんです。
ここではどんな経過を経てシミができてしまうのは、4つのメカニズムを詳しく見ていきましょう。
メカニズムその①メラニン生成の指令が出る
紫外線ダメージやお肌への摩擦・刺激が加わるとお肌はこの状況からお肌を守ろうとし、メラニンを作ろうと変化が起こります。
紫外線や刺激、摩擦を受けるのはお肌にとって大きなダメージなので、人間の気持ちと同じようにメラニンを作り出そうとすることで皮膚を守ろうと変化・反応が出てしまうのです。
メカニズムその②メラニンが育っていく
メラニンを作り出そうとする肌指令が活発になると、この物質を育てるメラノサイトの働きが活発になります。
そしてメラノサイトの働きを活発にしているのがチロシナーゼという酵素。
シミの目立たない理想的な透明美肌を育てるためには、メラニンを育てるチロシナーゼ酵素の働きをブロックするケアが大切なのです◎
メカニズムその③チロシナーゼ酵素の酸化
お肌が長時間紫外線を浴び続け、さらには刺激や摩擦を繰り返し受けていると、チロシナーゼが酸化し、黒くくすんだシミに変わってしまいます。
そもそもシミは、チロシナーゼ酵素によって生成されるチロシンという物質がメラニンに変わり、酸化を繰り返してできてしまいます。
ですが、チロシナーゼ酵素の酸化や繰り返しを食い止める美白コスメ・成分を使っていれば、長時間の紫外線・摩擦や刺激を受けたお肌状態をリセットし、健やかな状態に導くことができるのです。
シミができるメカニズムその④メラニン色素の定着
日焼け止めを正しく使えていない、または日焼け後に最適なスキンケアをしていないなどがあると、チロシンの働きが阻害されないことでメラニンがどんどん育ち、シミとして浮かび上がってしまいます。
そしてメラニン色素が大量に作られると、お肌の表面だけではなく内部にも蓄積し、加齢やターンオーバーの影響を受けて一気にシミが増えるリスクが!
そしてターンオーバーは安定しているとメラニン色素を垢として排出しますが、加齢や乾燥などで乱れやすいため、年齢を重ねるごとにシミ対策は徹底しておく必要があるのです。
♦︎シミができる4つの仕組み別にチェック!効果的な美白成分は?
お肌への紫外線や摩擦・刺激を受けてからシミができるまでは、4段階に分かれているもののモヤモヤしているとあっという間に一気的なシミが出るリスクも否定できません。
4つの段階ごとにベストな化粧品成分を知ってコスメ選びに役立てるべく、ここでは詳細を一緒に押さえていきましょう。
カモミラET
敏感肌専用の美白化粧品、キュレルなどに配合されているカモミラET。
自然派素材となるカミツレの花から抽出され、紫外線や摩擦・刺激ダメージを受けた際のメラニン生成指令を抑制する役割があります。
そのため、日焼け止めの塗り直しができないほど忙しいシーンやデリケート肌にやさしい成分を探している女性におすすめですよ◎
プラセンタエキス
シミ以外にもアンチエイジングに効果的なプラセンタエキス。
シミのもととなるメラニン色素を育てる、チロシナーゼ酵素の抑制に働きかけるため、うっかり日焼けに気付いた際は、シミとエイジングケアの両方にアプローチしたい際におすすめの化粧品成分です。
アスコルビン酸
シミを内側からケアする、内服薬にも用いられることが多いアスコルビン酸。
メラニンを作るチロシンの繰り返しの還元を防ぐことで透明感のある美肌をキープします。
お肌のうるおいやツヤ、ハリをサポートするコラーゲンを作る役割もあるため、シミと乾燥、弾力ケアに役立ちますよ♪
グリチルリチン酸ステアリルSW
プチプラで使いやすく、歴史あるコスメブランドの雪肌精などに使用されているグリチルリチン酸ステアリルSW。
メラニン定着やチロシナーゼ酵素の働きが活発になったお肌のターンオーバーを早めて、シミを垢として排出する働きがあり、加齢とともに肌代謝が気になる女性におすすめです。
♦︎まとめ
シミ予防や改善は、自分のお肌状態や日頃の紫外線対策を見ながら4つのタイプの美白成分を選ぶことが重要。
シミが作られる段階にアプローチした美白成分配合のコスメで、緩和と予防にアプローチしていきましょう♪