お米のとぎ汁で美肌パック

お米のとぎ汁を常温で24時間寝かせた準備を終えたら、100均やバラエティショップなどでも購入できるシートマスクを用意します。

そこに、お米のとぎ汁をひたひたに浸して、10～20分じっくりとパックをしましょう。

お米のとぎ汁には、

・皮膚の構成成分となるタンパク質

・抗酸化作用に優れたγオリザノール

・バリア機能を高めるセラミド

といった美容成分がたっぷり含まれているため、毎回のとぎ汁パックでもっちり透明感のある美肌にアプローチできます。

お米のとぎ汁で洗髪

髪の毛を丁寧にブラッシングし、汚れを払い落としたら、24時間常温で寝かせたお米のとぎ汁を洗面器に移し替えます。

その中に髪と頭皮を入れてひたひたになるまで浸したら、軽く水気を切ってハンドプレスをしながら水分を内部に押し込めていきましょう。

次にレンチンしたホットタオルで髪を巻き、20～30分そのまま置きます。

その後、いつものシャンプー・トリートメントを使うと、つるつるでツヤのある質感に整いますよ。

煮物の煮汁にお米のとぎ汁を使う

根菜や練り物などを使った煮物は、あっという間にアクが出たり根菜特有のえぐみ・渋みのあるニオイが気になってしまった経験がありませんか？

お米のとぎ汁を煮物の煮汁に使うと、中に含まれているでんぷん物質がニオイやえぐみを中和し、素材が持つうま味やまろやかな食感を出してくれます。

さらにスープやカレー、お鍋などのベースにお米のとぎ汁を使うことも、いろいろな栄養を一気に摂れるバランスの良いレシピが完成しますよ。

お肉をやわらかくする下準備に

ステーキ肉など厚みのあるお肉は、調理の仕方ひとつで硬さや食感がガラリと変わってしまうことがありますよね。

硬く焼きあがってしまったお肉は食べるもの一苦労ですが、お米のとぎ汁を使うと適度な弾力とレア感を残した理想の仕上がりになります。

厚いお肉をやわらかくするお米のとぎ汁調理法は、保存ビニールにお米のとぎ汁とお肉を一緒に入れて軽くもみほぐし、半日程度そのまま置くだけ！

この間にお米のとぎ汁が肉の内部に染み込んで、高級肉を食べているような弾力とレアな食感を感じ取ることができますよ。

フローリングの拭き掃除に

お米のとぎ汁に含まれているオリザオイルは、フローリングの汚れに絡みついて落としながら、オイルのコーティング作用がツヤのある仕上がりに整えてくれます。

お米のとぎ汁をフローリングの拭き掃除に使う場合は、一番最初にとったとぎ汁を使うことがおすすめで、清潔なクロスにたっぷりと染み込ませることもポイントですよ。

汚れた食器を5分程度つけておく

油汚れが気になる食器も、洗う前にお米のとぎ汁を入れた食器桶に入れて5分程度つけておくと、お米の酵素が汚れを分解してゴシゴシ洗いやたくさんの水、洗剤を使わずとも時短で汚れが落ちやすくなります。

また汚れを落としながらお米のとぎ汁に含まれるオイルが、食器に新品同様のようなつややかさを与えてくれます。

お米のとぎ汁に含まれている酵素はさらに、食器に移りやすい食べ物のニオイを中和する効果も期待できますよ。