POSTED on2020.09.15
鼻の毛穴から角栓が…!できてしまう原因と正しいケアの仕方は?
毛穴の角栓、気になりますよね。
せっかくメイクしても角栓があるとイマイチ気分があがりません。
無理矢理取ろうとしたらさらに目立ってしまった…なんて経験のある人もいるのではないでしょうか。
今回は角栓のできる原因や正しいケアの方法をご紹介します。
目次
角栓の正体は?
角栓は実は7割はタンパク質でできており、残りの3割は皮脂です。
毛穴の奥の皮脂腺から過剰に分泌された皮脂が、肌の表面の角層が乱れることでうまく排出されず毛穴につまってしまいます。
角栓に含まれる皮脂が空気に触れて酸化すると黒くなってしまい、さらに目立ってしまうのです。
毛穴に角栓ができる原因とは?
角栓ができる原因は「ターンオーバーの乱れ」。
ターンオーバーとは肌の細胞が生まれ変わるサイクルのことです。
ターンオーバーは約6週間で行われています。
肌の奥で新しい細胞が生まれ、約4週間かけて皮膚細胞を作りながら上へと上がってきます。
さらに2週間後には垢や古い角質がはがれて新しい皮膚細胞に入れ替わるのです。
しかし、生活習慣や外部からのダメージにより、ターンオーバーは乱れてしまうのです。
生活習慣とは、寝不足や暴飲暴食、たばこ、疲労、ストレスなど。
外部からのダメージとは紫外線や乾燥です。
角栓はとくに乾燥が天敵!
乾燥すると肌のターンオーバーが早くなるため、角質がはがれてしまい、まだ成長していない皮膚細胞が肌の表面に出てしまうということが起こるのです。
はがれてしまった角質は乾燥によって無理矢理はがされたので、綺麗に落ちることができず毛穴につまってしまい、角栓の原因となるのです。
乾燥の他に、メイクをしたまま寝てしまった、しっかりと落とせてないのも毛穴がつまる原因に。
また角栓が気になるからといって過度なクレンジングや洗顔もNG。
肌に必要な皮脂まで落としてしまうことで肌が乾燥してしまうからです。
毛穴につまった角栓を取る方法①:タオルで温める
角栓はタンパク質でできているため硬いので、そのまま取ろうとしても取れません。
まずはホットタオルを顔にあてて肌を柔らかくし、毛穴をゆるめてから洗顔やパックをしましょう。
クレンジング後にタオルで顔を温めてから、洗顔をするのがおすすめです。
ホットタオルの作り方は簡単。
水で濡らしておしぼりのようにくるっと巻き、ラップに包んで電子レンジで温めるだけです。(500Wで40~50秒)
温まったばかりのタオルはラップから開けるときに熱いのでやけどには気をつけましょう。
毛穴につまった角栓を取る方法②:パックを使う
パックを使って角栓を取る方法もあります。
鼻に部分的にパックする方法もありますが、刺激が強いので敏感肌の人は気をつけましょう。
また使用後は毛穴が開いています。
毛穴を引き締める成分の入った収れん化粧水などでしっかりとケアしましょう。
刺激が気になる人は、パックをするなら顔全体にする方がいいでしょう。
部分的にするよりも顔全体の乾燥を防ぐことができるので、ターンオーバーを正常化してくれる可能性もあります。
パックなら刺激の少ないクレイパックがおすすめです。
こすって落とすタイプのスクラブなどは、避けた方がいいでしょう。
毛穴につまった角栓を取る方法③:ふきとり美容液にする
先述でも説明のとおり、洗顔のしすぎは乾燥の原因に。
とはいえとれない角栓は気になりますよね。
洗顔しても肌がごわごわするときはふきとり美容液の出番!
洗顔で取り切れなかった汚れを取ることができる優れものです。
無理に取るのはダメ!角栓を取るときの注意点
角栓は無理矢理とってはいけません。
とくに押し出す行為はNG。
毛穴を傷めてしまい炎症を起こす可能性があります。
押し出したところでまたすぐに再生してしまうので絶対にやめましょう。
オイルでマッサージをして取れやすくするのはいいですが、こちらも無理矢理押し出すのは×。
また目立つのが嫌だからといって、下地やコンシーラーを必要以上に塗り込むのもNG。
しっかりと落とせれば問題はありませんが、クレンジングがうまくいかなかった場合、毛穴をつまらせる原因になりますので注意しましょう。
角栓を作らないようにするには?
角栓ができる一番大きな原因は、乾燥。
乾燥させないことが角栓の予防につながります。
化粧水は保湿効果が高めで、たっぷりとつけられるものを選びましょう。
気になるところには重ね付けがおすすめ。
化粧水をたっぷりつけたあとは、乳液やクリームでフタをして水分を逃さないようにしましょう。
また食生活にも気をつけましょう。
ご飯やパンなどの炭水化物やお菓子の食べ過ぎは糖の取りすぎになり、角栓の原因に。
また、揚げ物などの脂っこいものも脂質の取りすぎでよくありません。
積極的に摂取したいのは、肌のターンオーバーにいいとされるビタミンAをたくさん含んだ緑黄色野菜やレバー、皮脂の分泌を整えてくれるビタミンB2・B6が豊富な卵や納豆、マグロ・鮭・バナナなど。
便秘などの腸内環境の悪さも角栓に影響しますので食物繊維が豊富な食材もおすすめです。
また、肌を作るのに睡眠は欠かせません。
寝不足も肌の敵です。
質のいい睡眠が取れるようにしましょう。
まとめ
角栓を作らないようにするには日ごろのケアが大切。
できてしまったときも無理矢理取らないように!
生活習慣にも気をつけて綺麗な肌を目指しましょう。
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