POSTED on2020.07.11
冷え性の改善!今日から早速始めよう!夏もエアコンに注意!
冷え性に悩まされている人はとても多く、最近は女性だけではなく男性にも増えているそうです。
また冷え性は寒い季節だけの印象もありますが、実は夏でも起こるものなのです。
今回は冷え性の原因や改善の仕方をご紹介していきます。
冷え性の原因とは?
冷え性の原因はさまざま。
まずは「筋肉量が少ない」ということ。
これは男性より女性に冷え性が多い理由の一つともいえます。
筋肉が伸縮することで血液が流れるので、筋肉が弱いと血液を身体全体に巡らせる力が弱く、冷えに繋がるのです。
また女性ならではの月経・出産・閉経などでホルモンバランスが乱れ、自律神経が不安定になり血流が悪くなるのも冷え性になる理由の一つといえます。
他にはストレスや不規則な食事や睡眠など生活習慣の乱れも冷え性の原因となります。
冷え性には種類がある
「全身型」・「下半身型」・「四肢末端型」・「内臓型」などさまざまな種類があります。
「全身型」は体温が低めで、季節を問わず常に身体が冷えているタイプ。
高齢者に多いといわれています。
本人には自覚症状がなく、腹痛や頭痛などが慢性的に起こるといった原因不明の体調不良で悩まされている人にも多いです。
腰よりも下の部分が冷えやすい「下半身型」は、長時間同じ姿勢を取っているデスクワークの人に多いタイプです。
上半身は動くので血流がいいのですが、下半身は動かないので血流が悪くなり冷えてしまうのです。
「四肢末端型」は、手足や末端のみが冷える症状です。
やせ型の人に多い冷え性で、肩こりや頭痛なども一緒に起こることがあります。
「内臓型」は気づきにくい冷え性。
身体の表面は温かいのにお腹が冷たいのが特徴です。
ストレスで自律神経が乱れたり、冷たいものの取りすぎで起こることもあります。
どれか一つに当てはまらないという人は、混合型の可能性もあります。
暑い夏でも冷え性に注意?
寒い季節の症状と考えがちの冷え性ですが夏でも起こります。
それはエアコン。
温度の感じ方は人それぞれですが25~28℃が適温ですので、冷えすぎないように注意しましょう。
外出するときは、外との気温差があると身体への負担が大きいため、出入りが激しいときは外よりもー3~4℃にするといいでしょう。
また、エアコンの風は直接当たらないこと。
涼しいかもしれませんが、直接風を感じるのは冷え性の原因となります。
エアコンをつけると冷える、でもつけないと暑いと感じるときは、「除湿」にしてみるのも◎。
30℃未満であれば湿度がなくなるだけでも快適に過ごすことができます。
オフィスなど自分好みで温度を調整できないときは、夏用の腹巻を使ったり、カーディガンやひざかけを用意するなど工夫しましょう。
冷え性を改善する方法①:食事や飲み物に気をつけよう
冷え性を改善するには、バランスよく栄養を取ることが大切。
「四肢末端型」の人は過度なダイエットや○○ダイエットといった偏った食生活が原因になっていることがあります。
また3食決まった時間に規則正しく食べることで自律神経も整えることができます。
身体を温める食材選びも需要。
根菜類やショウガなどは身体を温めてくれる効果があります。
野菜は、夏が旬のものは身体を冷やす効果が。
逆に、冬が旬のものは身体を温める効果が多いといわれています。
今では一年中ある野菜も多いので、旬がわかりにくいですが、覚えておくといいですね。
飲み物は常温以下のものはなるべく取らないようにしましょう!
夏でキンキンに冷えたものでのどを潤したい気持ちもわかりますが、大量に飲むのはNGです。
どうしても冷たいものを飲みたいときには、氷を入れないといったちょっとした心がけも大切です。
冷え性を改善する方法②:筋肉をつけよう
冷え性の原因の一つとして筋肉量の少なさが関係しています。
つまり筋肉量を増やせば、身体全体に血液を送り出す力が高まり、冷え性の改善に繋がるのです。
普段運動をしない人は、筋肉をつけるというと、激しい運動を思い浮かべてしまいますが、いつもエレベーターやエスカレーターを使うところを階段にしてみたり、少しだけ歩く量を増やしたりと習慣化できることから始めてみるといいでしょう。
冷え性を改善する方法③:湯船につかろう
冷え性の人はシャワーだけで済ませず、夏でも湯船に入って全身でつかるようにしましょう。
温度は40℃前後がベスト。
冷えるからといって熱すぎるのはよくありません。
熱めのお湯が好きな人は、温度を高く入れるよりも42℃くらいまでに抑え、入浴剤などを入れるといいでしょう。
まとめ
この頃、なんか調子が悪いな…、風邪でもないし、病院に行っても原因不明…という人はもしかしたら冷えが原因かもしれません。
冷え性を改善するには、身体の表面を温めるだけではなく、生活習慣を見直す必要があります。
健康のためとはいえ、いきなり変えるとストレスになるので、できることから始めてみてはいかがでしょうか。