POSTED on2020.03.30
新生活応援!おひとりさまを卒業しよう、春の“愛”の映画三選
せっかくの春の訪れ、外に出てお花見、ハイキング、BBQ…
期待は膨らみますがなかなかそうもいかないご時世。
けど誰かと過ごす時間が恋しくなる…。
堂々と外に出て遊べるまで、そんな“人恋しさ”をこの際だから極限まで高めてみませんか?
新生活の夢膨らむ誰かと過ごす“愛”溢れる映画三選をお届けします。
目次
イタいけど、たくましい。頑張る女性の応援歌 「フランシス・ハ」(2012年・米)
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ニューヨーク市ブルックリンを舞台に、モダンダンサーを目指しながらなかなか芽が出ない27歳の女性フランシスが、親友とのルームシェアを解消されて…。
どこか子どもっぽい主人公。
だけど、一生懸命夢のため、自分の幸せのため頑張る彼女に共感すること必至。
大人になるって、周囲との関係の変化を受け入れていくことでもありますよね。
一人孤独に向き合いながらも、やがて彼女が自分の“居場所”を見つけていくまでを時にユーモラスに軽快に描いた一作です。
新しい“家族”の可能性 「ハッシュ!」(2001年・日)
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人生に希望を見出せなかった女性が、ゲイカップルとの新たな家族の可能性を探るヒューマンドラマ。
それぞれが現実の中で満たされない生きづらさを抱える三者三様の姿が瑞々しく、時に生活感滲むユーモアたっぷりに描かれます。
突飛な彼女の“ある提案”が巻き起こす騒動を通して、不思議な繋がりと絆を育んでいく男二人と女一人の共同生活に、独りじゃない生き方の豊かさと新しい家族の“可能性”に夢膨らむこと間違いなし!
一緒にいるっていいね シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年・豪)
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共同生活をしている4人のヴァンパイアたちに迫る“という”ドキュメンタリー風のコメディドラマ。
人間から新米のヴァンパイアになった男の戸惑い、その親友が仲間に入ったことで彼らに起こる変化、狼男チームとの諍い、吸血鬼になりたい召使いの奔走などなどなど。
ところどころで、人間以上に人間くささ満載の彼らが愛おしく、次第に“虜”にされてしまうかも!?
これまで古今東西のヴァンパイア映画で描かれてきたヴァンパイアの特徴を知る人にとっても爆笑ものの風刺もいっぱい。
こんな愉快なシェアハウス生活ができるなら、ヴァンパイアになりたい!とあなたも思うはず(思わないか笑)
巣ごもり生活の中でも育める感情を。
ブルックリン、東京、ウェリントン…それぞれの場所で咲く“誰かとのあたたかな日々”。
一人も気楽でいいけれど、登場人物みな自分らしいライフスタイルを求め、時に悩み傷つきながらも手にした“誰かとの自分らしい日々”。
あなたにとっても、たまらなく愛おしい未来は、遠くないですよ。
映画を通じて、その扉を叩くきっかけになったら嬉しいです。
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