POSTED on2020.03.11
| UPDATE on 2020.03.09
新生活を応援する、ポジティブ映画2選
新社会人、新学期、新生活…。ガラリと環境が変わるこの時期。
慣れない出来事や人間関係に、悩みや不安も大きいことだろう。
そんなあなたを応援するための映画を、実写版とアニメーション版に分けてご紹介!
※タイトル(公開年)
LIFE! (2013)
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「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」
ナインティナインの岡村隆史さんが吹き替えを演じたことで話題となった作品。
ナイトミュージアムでお馴染みベン・スティラーが監督と主演を務めた。
フォトグラフ雑誌『LIFE』の編集部でネガフィルム管理者として働く主人公、ウォルター。
事業再編により廃刊の決まった『LIFE』、その最終号にふさわしい表紙を飾るべく写真家のショーンはウォルターへと撮影フィルムを送る。
しかし、届けられたフィルムは、最終号の表紙に相応しいとショーン自らが語った25番の撮影フィルムだけが欠けていた。
ウォルターはフィルムを見つけるため、他の撮影フィルムの情報のみを頼りにショーンの元へと旅立つ。
主人公のウォルターは想い人であるシェリルへとなかなか一歩踏み出せず、妄想を膨らませるばかり。そんな彼が、スーツケース片手に世界へ飛び出すシーンは圧巻。
ホセ・ゴンザレスが歌う挿入歌を始め、シーン毎に流れるサントラは、ストーリーを際立てさせる見事な演出となっている。
荒れ狂う海や噴火する火山、過酷な雪山。
美しく危険な自然が、時に襲い、時に癒す。
まるで世界中を旅する、いや、冒険する気分が味わえるだろう。
こんなところ、行けるわけない!と誰もが思うような場所へ、内気なウォルターが勇気を振り絞りながら飛び込む姿に、自然と勇気が湧いてくる。
世界は広く、どこへだって行ける。
鑑賞後、あなたの心には無限の可能性が芽生えているはずだ。
スパイダーマン:スパイダーバース (2018)
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「信じて飛ぶんだ。必要なのは、勇気だけ」
大人気アメコミのスパイダーマン、そのアニメーション映画。
コミックとアニメーションの両方を意識した演出が話題となった。
ブルックリンに住むマイルスは、遊びたい盛りのやんちゃな少年。
優秀な同級生に囲まれた学校に馴染めず、叔父のアーロンと過ごすことが唯一の楽しみとなっていた。
ある日特殊なクモに噛まれ、超人的な能力を手に入れたマイルスは、とある目的のため危険な実験を繰り返すキング・ピンとの戦いに巻き込まれていく。
世界中で愛されているスパイダーマン。
赤と青のコスチュームが馴染み深いが、原作では複数のスパイダーマンが登場している。
今作は、そうした複数のスパイダーマンたちが共闘する、いわゆるアベンジャーズ的アニメーション映画である。
個性豊かなキャラクター、細かいアクションシーンなど、見所も多い。
しかしながら、ファンサービスのみといった映画と問われればそうではなく。
細かく描かれる主人公マイルスの成長は、誰もが心揺さぶられるだろう。
突然得た『大いなる力』に戸惑い、空回り、それでも力が及ばない悔しさ。
父親とのすれ違いに悩むどこにでもいる普通の少年が、必死にヒーローになろうと努力する。
様々な試練を前に挫折や絶望を味わい、それでも立ち上がるマイルス。
自分にだって出来るはずだと、そう言い聞かせてくれる心強いストーリーとなっている。
心の持ち方次第で、世界は大きく変わる
新しい挑戦、新しい環境には、不安がつきもの。
ただそれ以上に、大きな希望が満ちている。
この映画が、あなたの背中を押す特別な一本となるように。
恐れずに素晴らしい未来へと踏み出してほしい。