POSTED on2020.03.25
| UPDATE on 2020.03.24
【ネイリスト解説】ネイルで爪が弱くなるのはなぜ?健康な爪でネイルを楽しもう
ネイルサロンやセルフネイルで主流になっているジェルですが、ジェルネイルをすると爪が傷むと感じる人もいるようです。
ジェルネイルが爪を弱くするのではなく、施術のいけない手順や方法が爪を傷める原因になっていることは知っていますか?
傷んだ爪を放っておくのは危険!
ジェルネイルで爪を傷めてしまう原因と対策について解説します。
無理矢理はがしてしまう
ジェルネイルは爪との密着度も高く、ジェルをオフする際はネイリストに施術してもらうのがベスト。
ですが、オフ代が高いし自分でとれるならやってしまうおうと思っていませんか?
確かにジェルを自分ではがすことはできますが、自分でジェルをオフすると無理矢理はがしてしまって、爪にダメージを作ってしまうことがほとんど。
爪は3層でできていて、ジェルを無理矢理オフすることで1層目をはがしてしまうことになります。
1層失った爪は強度が弱くなり、折れやすくなったり割れやすくなるなど、爪のトラブルにつながります。
面倒でもネイルサロンで正しい方法でオフしてもらうのがおすすめです。
過度なサンディングをしている
最近では爪の表面を削らないジェルも出ていますが、サンディングが必要なジェルを扱っているサロンは多いです。
セルフネイルでもサンディングをするジェルではサンディングが必要です。
そもそもサンディングとは、爪とジェルの密着をよくするもので、爪を薄くする工程ではありません。爪の表面のつやがなくなればサンディングは十分!
ところがジェルのリフトを防ぎたいあまり、爪の表面をガシガシと削ってしまって、過度なサンディングをしている人を見かけます。
過度なサンディングをしてさらに無理にジェルをはがしてしまうと、爪はアッという間にぺらぺらになってしまうのです。
あくまで爪の表面のつやが消えて曇ればサンディング完了。
それ以上は爪に負担をかけるだけなので、サンディングをしないようにしましょう。
爪が薄くなることで、ジェルのリフトもしやすくなるんですよ。
ネイルマシンで削りすぎている
最近ではセルフネイルの人でもネイルマシンを使っている人も増えてきました。
ネイルマシンがオフの際に時短になりますし、甘皮のケアも簡単にできるので、「私も使ってみたい」と購入する方もいます。
確かに時短になっていいのですが、ネイルマシンはネイリストでも気をつけないとお客様の爪や爪周りを傷つけてしまったり、最悪の場合出血させてしまうこともある危険な道具。
可能であれば、しっかりとセミナーを受けてから使ってほしいなというのが、ネイリストの正直な気持ち。
爪にダメージを与えてからでは、修復するのはなかなか難しいんですよ。
マシンを使ってジェルを削るとついつい力を入れてしまいがち。
力を入れてしまうと爪を掘ってしまうので、表面をふわっふわっと削るようにしましょう。
甘皮のケアも爪に押し付けると爪の根元がえぐれてしまい、爪が伸びてきたときにへこんでいるのが目立ちます。
爪にもよくありませんので、爪表面にある薄皮に当てるイメージで、優しくマシンをあてるようにしましょう。
付け替えを頻繁にしている
ネイルサロンに通っている人は3週間から1か月で付け替えをする方が多いので心配ないのですが、セルフネイルでジェルを楽しんでいる人は、自分で付け替えしますよね。
自分でできる手軽さから、1週間や10日などの短期間でジェルネイルを付け替えている人がいます。
いろいろなデザインも楽しみたいですし、インスタなどで気になるデザインを見つけると、すぐに自分の爪にもしたくなりますよね。
自分で付け替えができるのでやってしまいがちですが、短期間の付け替えは正しい手順を踏んでも爪は傷みやすくなります。
ジェルオフでアセトンと爪が接している時間が長くなるので、爪がアセトンでダメージを受けてしまったり、付け替えが多いデメリットは多いです。
この場合はちょっと付け替えを我慢して、少なくとも3週間は同じネイルで楽しめるとよいでしょう。
もちろんジェルが浮いてきてしまったら、オフしてあげましょう。
そのままにしているとグリーンネイルの原因になるので、しっかりオフしておきましょう。
3週間同じネイルを楽しむと考えると、デザインもより自分が納得したデザインを選びますし、その時期にしかできないネイルを楽しむことができます。
健康な爪でジェルネイルを長く楽しむために、付け替えの頻度には気をつけましょう。
まとめ
爪が薄くなるのはジェルが悪いわけではなく、ジェルネイルをする工程で起こることが原因であることがほとんど。
今までジェルが悪いと思っていた人も、ジェルネイルの工程を見直すだけで、健康な爪への第一歩を踏み出せます。
次のジェルネイルからは、ぜひ爪を思いやって健康な爪でジェルを楽しみましょう。
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