POSTED on2023.07.31
眼精疲労が抜け毛・くすみ・むくみにつながる?関係性とセルフケア
スマホやパソコンは、20~30代女性のビジネスや趣味、情報リサーチに欠かせないツールですが、長時間の使用によって眼精疲労が起こると、お肌や髪、頭皮環境まで良くない影響を与えてしまうんです。
目もとの乾燥やピリピリとした痛みが特徴の眼精疲労が、なぜくすみやむくみ、抜け毛の原因になるのか、今回は気になる関係性やセルフケアのポイントをご紹介してみたいと思います。
目次
♦︎眼精疲労がくすみ・むくみ・抜け毛の原因になる理由!
眼精疲労は目もとそのものに起こっているトラブルというイメージが強いですが、目もととひとつながりになっている頭皮や顔の皮膚、髪にも良くない影響を与えてしまいます。
20~30代女性の働く女性に多い、眼精疲労とくすみ・むくみ・抜け毛の関係性を見ていきましょう。
血液・リンパ液のめぐりが滞るため
眼精疲労はスマホやパソコンの長時間使用で目もとのまわりに細かに存在している筋肉や神経が凝り固まり、血管やリンパ液のめぐりが滞った状態にあります。
血管やリンパ管は、頭皮や髪、お肌に栄養と酸素を送り届ける役割があることで、眼精疲労が慢性化していると栄養と酸素不足が常になり、老廃物が流れにくくなってむくみやくすみにつながってしまいます。
また抜け毛や薄毛は、毛根にたっぷりの酸素と栄養を行き届けることが改善・予防のポイントに。
眼精疲労はめぐりそのものが妨げられているため髪と頭皮、毛根にも栄養が届きにくくなり、抜け毛や白髪が増える原因になることがあるのです。
頭皮と表情筋が凝り固まるため
眼精疲労は頭皮や表情筋、頭部に存在している前頭筋・側頭筋・後頭筋というさまざまな筋肉が凝り固まった状態にあります。
これらの筋肉が眼精疲労によってこわばり、緊張した状態にあると、筋肉が持つ熱を産生したり代謝サイクルを助ける機能が弱くなってしまいます。
すると、頭皮と皮膚が常に酸素や栄養不足となって毒素や老廃物が溜まりやすくなり、むくみや血色の悪いどんよりとした肌色に変わってしまいやすくなるのです。
頭皮と表情筋のこわばりは、丈夫な髪を生やす頭皮の毛穴のゆがみにつながり、抜け毛やクセのついたうねりの目立つ髪質に変わるリスクもあるんですよ。
♦︎眼精疲労による髪とお肌のトラブルを解消!摂りたい栄養素とは?
抜け毛や薄毛、顔のむくみや肌色の血色の悪さは、原因のひとつとなる眼精疲労を緩和する栄養素を摂取することで予防や改善にアプローチできます。
ここでは眼精疲労にも髪とお肌のトラブルの改善予防にも効果的な、摂りたい栄養素と含有の多い食べ物をご紹介します。
アントシアニン
黒豆やブルーベリー、赤ワインに含有が多いアントシアニンは、眼精疲労に特化したサプリメントに使われることが多い成分です。
アントシアニンにはサラサラの血液を作り出して血行を促進する、ポリフェノールの含有が豊富。
さらに眼精疲労によるストレスで大量に発生する細胞老化の原因、活性酸素の発生を抑えたり、無効化して髪とお肌の細胞の若々しさを維持してくれます。
ビタミンB群
魚介類や鶏むね肉に含有が多いビタミンB群は、代謝ビタミンと呼ばれることがあり、眼精疲労やくすみ、むくみ、抜け毛の原因となる体内の老廃物・毒素を代謝して分解する働きがあります。
ビタミンB群によって代謝が活性化すると、眼精疲労やむくみ、くすみの原因となる老廃物・毒素の体内への溜め込みが予防され、いつも軽やかなコンディションと血色の良い肌色に整えることができるでしょう。
♦︎眼精疲労による髪とお肌のトラブルをリセット!手軽な対処法とは?
20~30代の働く女性にとって、スマホやパソコンはなくてはならないツールでもあるため、眼精疲労は切り離せないトラブルでもあります。
スマホやパソコンを上手に使いながら、眼精疲労を感じてしまった時のリセット術をまとめてみました。
目もとと頭皮を温める
眼精疲労の改善は血行を促して疲労やむくみ、くすみのもととなる老廃物を流すことがポイント。
レンチンしたホットタオルを使って、仕事や家事の合間に目もとと頭皮をじっくり温めましょう。
すると滞っていた血液循環が促されたり、むくみのもととなる筋肉のこわばりがほぐれて重だるさの解消につながります。
ツボ押し
眼精疲労によるむくみやくすみ、抜け毛には、すべてにアプローチできるツボ押しが効果的です。
目の際をや耳の裏をグーッと圧をかけて押したり、耳たぶを引っ張るなどをツボを刺激すると、リンパや血管が集中しているパーツに負荷を与えて血液循環を促したり筋肉のこわばりをほぐすことができますよ。
♦︎おわりに
スマホやパソコンの使い過ぎで眼精疲労が慢性化すると、くすみやむくみ、抜け毛も深刻になって改善・予防ができるまでに時間がかかってしまうリスクも…。
眼精疲労にならないスマホやパソコンの使い方を工夫したり、疲れや痛みを感じた際は適宜休憩を入れて、お肌や髪への影響を少なくしていってくださいね。