POSTED on2022.12.27
化粧品変更後の好転反応とは？肌荒れとの違いや対処法を解説！
お肌は心身のバランスと同じように、年齢を重ねるごとにコンディションが変わってくるため、化粧品を変えてみるのも自然な美容法ですよね。
今気になるお肌悩みを改善したくて新しい化粧品に変えたのに、いざ使ってみたらポツポツや赤み、肌荒れが出てショックを受けてしまった経験はありませんか？
この状態は実は、お肌がより良く生まれ変わるための好転反応の可能性があるんです。
今回は化粧品変更後によく見られるお肌の好転反応について、肌荒れとの違いや安心の対処法をわかりやすくお伝えしていきます。
目次
♦︎化粧品変更後のお肌の好転反応とは？
お肌の状態に合わせて新しい化粧品を使い始めたら、赤みやポツポツが出てもうこの化粧品が使えないのではないかと不安になっていませんか？
ここではそんな悩みもすぐに安心に変わる、化粧品変更後によくあるお肌の好転反応について解説していきます。
お肌が新しい成分にびっくりしている状態
化粧品を変えた後に赤みやかゆみ、ポツポツが出てしまうお肌の好転反応は、これまで使っていた化粧品のAという成分にお肌が馴染んでいたため、新しい化粧品の成分にお肌が敏感に反応して出る、一時的な変化のことをいいます。
お肌がこれまでに馴染みのない化粧品の成分を受け入れると、今まで浸透していた成分とは違った作用が働くため、一時的に過剰反応して赤みやポツポツ、かゆみが出やすくなってしまうのです。
お肌が生まれ変わるデトックス作用によるもの
新しい化粧品の成分をお肌が初めて受け入れると、これまで以上にお肌がびっくり・敏感な状態になるため、皮膚がやわらかくなったり、毛穴が開いたり、代謝が活性化するようになります。
すると、これまでお肌の内部に潜んでいた老廃物や毒素が新しい化粧品の成分に敏感に反応してお肌の表面に浮き上がるようになるため、一時的な赤みやポツポツ、かゆみなどが出やすくなるのです。
♦︎化粧品変更後の好転反応と肌荒れを見極めるポイント！
化粧品の変更後は、好転反応なのか肌荒れなのか判断が難しい、赤みやかゆみ、ポツポツが出てしまうこともめずらしくはありません。
新しく使った化粧品が自分のお肌に合っているのかを早めに判断するため、ここでは好転反応と肌荒れの違い、見極め方をまとめてご紹介します。
お肌の好転反応だと判断できる状態とは？
化粧品変更後にいつもとは違ったお肌トラブルが出て、それが好転反応かどうかを見極めるためには、化粧品を使ってからの時間がポイントに。
お肌の好転反応は、新しい化粧品を使って馴染んだ頃に赤みやポツポツが出るため、使用後しばらく経ってからのお肌の変化が好転反応だと判断できます。
化粧品変更後の肌荒れだと判断できる状態とは？
新しく使った化粧品が好転反応ではなく、肌荒れ・お肌に合っていないと判断できる状態は、使用後すぐに赤みやポツポツ、かゆみが出た場合。
好転反応の場合は化粧品の成分をお肌が受け入れ、馴染んだ後に起こる変化ですが、肌荒れの場合はお肌にとって初めての成分を受け入れることができずに皮膚に刺激を与えた状態のため、使用後すぐにお肌に異状が出た場合は肌荒れや化粧品が合っていないことのサインになるでしょう。
♦︎スキンケア変更後に好転反応が出たら？お肌にやさしい対処法を伝授！
スキンケア変更後のお肌の好転反応は、新しい化粧品の成分が浸透してデトックス作用を高めるものの、赤みやポツポツ、かゆみなどの状態は早めに改善しておきたいですよね。
新しい化粧品を使用した後のお肌の好転反応を抑える、安心の対処法を一緒に見ていきましょう。
冷たいタオルでお肌を冷やす
スキンケア変更後のお肌の好転反応は一時的めぐりが活性しているため、冷たいタオルで5～10分程度クールダウンさせましょう。
この対処法を行うことで血管やリンパ管がキュッと引き締まり、過剰なめぐりや炎症を抑えて透明感のあるお肌に戻りやすくなります。
ワセリンやスクワランなどの天然保湿剤でお肌を保護する
スキンケア変更後のお肌の好転反応は、一時的ではあってもいつもとは違った状態に変わるため、ワセリンやスクワランといった天然の保湿剤でお肌をガードしましょう。
天然の保湿剤を使うとお肌にたっぷりの水分と油分が浸透し、バリア機能が高まって好転反応の鎮静化にアプローチできます。
またいつもの化粧品を使いながら、ブースターやクリームのみ新しい化粧品を使うなどの工夫をしておくと、お肌が新しい化粧品の成分に過度に反応せずに徐々に慣らしていくことができますよ。
♦︎おわりに
不安に感じていた化粧品変更後のお肌の好転反応でも、実はお肌が丈夫に美しく生まれ変わるための過程と言えるんですね。
好転反応を決してマイナスに受け止めず、新しい化粧品をお肌に馴染ませるためのやさしく丁寧なスキンケアを心がけていきましょう。
