POSTED on2020.07.20
| UPDATE on 2020.07.29
布マスクの正しい洗い方!ファンデーションが取れないときは?
不織布のマスクよりも快適、冷却効果があるといった理由から夏用マスクに布のマスクをしている人も増えてきました。
繰り返し使えることから、不織布のマスクよりも安く済むことも。
今回はそんな布マスクを長く大切に、そして安全に使うために、正しい洗い方をご紹介します。
布マスクを洗うときに用意するもの
布マスクを洗う頻度は1日1回。
面倒だからといって何日もそのままつけていてはいけません。
マスクを洗うときに用意するものは、洗剤・洗面器・塩素系漂白剤・ゴム手袋・タオルです。
洗剤は衣服用のものでOK。
塩素系漂白剤は台所用のもので構いません。
直接触るのは手荒れの原因にもなるのでゴム手袋は着用しましょう。
洗い方
まとめて洗いたくなるマスクですが、ウイルスの付着を防ぐため1回につき1枚洗うのが基本です。
まずは洗面器にぬるま湯を2/3程度入れます。
水でもいいですがぬるま湯の方が汚れが落ちやすいです。
その後、記載してある分量に従って洗剤を入れます。(洗面器の水は大きさにもよりますが2リットル前後です。)
洗剤を溶かしたらマスクを入れます。
しっかり浸したら10分間つけおき。
その後「押し洗い」をします。
ここでこすってしまうとマスクの布が傷み、毛玉などの原因になるためゴシゴシと洗うのはやめましょう。
洗えたらすすぎを行います。
すすぎでもこするのはNG。
洗面器に水をはって洗剤をすすぎましょう。
3~4回繰り返し、水が濁らなくなればOKです。
すすいだあとは、軽く水気を切ります。
ここでもぎゅっとしぼってしまうとマスクを傷めるので気をつけましょう。
洗い終わったら再度洗面器に水を入れ、塩素系漂白剤を入れ10分つけおきしたら、すすぎましょう。
塩素系漂白剤に含まれている次亜塩素酸ナトリウムや界面活性剤は、感染症予防に効果的といわれています。
しっかりすすいだらタオルでドライ。
タオルの間に挟み上下から押すように水気を取ります。
あとは形を整えて干しましょう。
乾いてしわが気になるときは、アイロンを使ってもいいですが、耳にかけるゴムの部分は弱いので、本体だけにしましょう。
布マスクを洗うときの注意
布マスクを洗うときは、流水で流した方が早いのでは?と考える人も多いでしょう。
しかしため洗いがおすすめです。
その理由は、万が一ウイルスがついていた場合、勢いよく流水で流すと、周りに水滴が飛び散る可能性があるからです。
マスクを干すときは、ゴムの部分ではなく本体を挟むようにしましょう。
塩素系漂白剤は使わないとダメ?
肌が弱い人は、肌触れるマスクは優しいもので洗いたいですよね。
塩素系漂白剤は、感染症対策にはなりますが、必ず使わなくてはいけないものではありません。
使った方がより効果的というだけです。
また、色や柄が入ったものは、塩素系漂白剤を使うと色落ちしてしまうこともありますし、ナイロン・ウレタンなど、使えない生地も存在します。
洗剤でしっかり洗えば、汚れやウイルスは落ちるので安心してください。
マスクについたファンデーションが取れない!そんなときは…
女性特有の悩み。
それはファンデーションがマスクにつくこと。
普通に洗うだけでは取れず、ついゴシゴシと洗いたくなってしまいますよね。
そんなときは、洗剤を歯ブラシにつけて、ゴシゴシこすらずに軽くあてましょう。
それでも落ちない場合は、クレンジングや油分を落とす力が強い食器用洗剤を使ってみるのもおすすめ。
または、メイクが落とせる洗顔料を使うのも◎。
洗顔料をつけて軽く布をこすり合わせ、お湯につけずに10分程度置きます。
軽くすすいだ後、先ほどのマスクの正しい洗い方を実践すれば綺麗になりますよ。
不織布マスクは洗ってもいい?
マスク不足が少しずつ解消されていますが、またいつ不足するかわかりません。
そのためマスクはある程度ストックをしながら大切に使っていきたいものです。
不織布のマスクは基本的には1日1枚、使ったら捨てるのがいいですが、1度洗う程度であれば7割くらいは効果を持続できるのだそう。
不織布マスクの洗い方は、布マスクと同じく、洗剤を溶かした洗面器に10分程度つけおきして、よくすすぐだけ。
あとはタオルで水気を取り干すだけです。
布マスクと違うのは、耐久性がないので塩素系漂白剤は使わない、またアイロンはかけない方がいいでしょう。
不織布マスクはこすらず気をつけて洗っても、毛羽立ちが避けられません。
肌への刺激となることもあるので、不織布マスクを洗うのはどうしても手に入らないときだけにして、基本的には1日1枚にしましょう。
とくに風邪など自分が体調不良のときには、洗わず新しいものを使用した方がいいです。
まとめ
マスク生活からしばらく抜け出せないかもしれない今日この頃。
布マスクはおしゃれなものも出ていますがするだけではなく、しっかりと手入れをすることが大切です。
正しい洗い方をマスターしてファッションの一部として楽しむ時代がきているのかもしれません。
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