POSTED on2020.04.01
| UPDATE on 2020.03.31
美味しい紅茶を淹れる方法!
スターバックスやタリーズ、純喫茶など…
脈々と受け継がれるコーヒーの名店は数多く存在するのに紅茶となると…。
どこか言葉に詰まってしまうようなイメージがありますね。
ただ知られていないだけで実は美味しい紅茶って、たくさんあるんです!
しかも原料となる茶葉は、私たち日本人にも親しみ深い緑茶とほとんど変わりはありません。
なので食事に合わせたり、スイーツと合わせたり、お酒と合わせたり…
汎用性が高いので、淹れ方を覚えるといつもの毎日がちょっぴり豊かなものに!
今からご紹介する秘訣を意識するだけで紅茶の味がグッとよくなるので、よろしければ覚えてみてくださいね!
紅茶の基本的な淹れ方(流れ)
①まず、「水道水」をヤカンに適量(飲む分)入れます。
②強火で沸騰させる。
③ティーポットを別のお湯で温めておく。
④温めた湯を捨てて茶葉を適量入れる。
⑥「②で温めたお湯」を入れて蒸らす。
⑦最後の一滴までカップに注ぐ
以上が大まかな流れになるのですが、ここの工程の中で何点かを意識するだけで格段に紅茶の味が良くなります。
これからその秘訣についてご紹介させていただきますね!
紅茶は水道水でいれるべし!?
より美味しい紅茶を淹れるためには軟水が適していると言われており、なんと…日本の水道水は軟水の方が多いのです。(たまに硬水のものもあるそうですが…)
味覚は人の嗜好によって大きく判断が分岐するものでもありますが、一般的な解釈としては軟水で入れた方が渋み・深みがしっかりと残り、硬水で入れるとよりサッパリとした味わいになるようですね。
ちなみにミネラルウォーターは硬水の方が多いらしいので、味に自身のある方は試してみてもいいかもしれませんね!
浄水器を通すと尚良しとされているので、ぜひお試しあれ!
沸騰したらしばし待つべし!?
沸騰したお湯は100度近くありますよね。
お湯の温度が高ければ高いほど…タンニンなど茶葉の成分が抽出されるのでより香りの高い紅茶になると言われていますが…。
紅茶の世界にはグルメなお方がたくさん。
最も美味しい水温は100度近いものではなく92度…など90度に近い方が良しという人も多くあり、意見が分かれるところでもあります。
かの有名なイギリスの小説家ジョージオーウェルもティーカップに注ぐのはミルクが先か、紅茶が先かで論争が繰り広げられたそうです。
料理好きな方なら水温計を持ってる方もいらっしゃるかもしれませんね。
持っていない方は入れてから1分ほど待ってからポットに注ぐ…という風にしてみても良いかもしれません。
蒸らす時間は正確に!
茶葉をお湯で蒸らす時間が30秒違うだけでも紅茶の味は大きく変化します。
水温の違いによって引き起こされる味の違いは少々分かりづらいかもしれませんが、この蒸らす時間による違いは味を明確に異なるものへと変えてしまうのです。
ついうっかり気付いたら時間が経ってしまった…なんてことはよくありますよね。
大概のパッケージにはテイスティングされ導き出された標準的な蒸らし時間が記載されているので、ラベル記載を参考に。
お好みで調節してみてくださいね。
1カップ約130㏄につき、小さじスプーン1杯分(1~2g)使ってください。
紅茶を美味しく淹れてみよう!
まだまだ抑えておくと美味しいと言われる紅茶へとどんどん寄せていくことが出来るのですが、まずはこの3点を意識してみてもいいかもしれません。
茶器などは高級なものを揃えなくともニトリでもボーンチャイナを使った平たい茶器など1000円もかからず手に入るのでまずはご自身で美味しい気になったフレーバーティーや紅茶を淹れてみましょう!
ストレートで楽しむだけが紅茶ではありません。
ブランデーやマドレーヌ、シナモン等カクテルみたく色々なものと合わせてみてもまた紅茶の世界はグンと広がります。
まずは楽しく美味しく気分よく!紅茶を味わってみてくださいね。
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