POSTED on2020.07.05
| UPDATE on 2021.05.10
お弁当を腐らせない方法4つ!夏場でも傷ませないようにするコツは?食中毒対策にも◎
健康のために、そして節約したいからお弁当を持っていこうと思っても、暑くなってくるとお昼まで大丈夫かな?悪くならないかな?と食中毒が気になってくるもの。
最近は感染症の影響で外食するのはまだ怖いといった理由でお弁当の人もいるでしょう。
そこで今回は時間が経っても傷みにくい方法をご紹介します。
ちょっとしたコツや方法を取り入れることで、手軽に食中毒対策や傷み予防ができますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
目次
お弁当が腐るのは何度から?
0~60度の環境で湿気が多い場所を好む菌。
20~40度で湿気が多いと一番繁殖しやすいといわれています。
冬でも室内では気をつけなくてはいけませんが、特に暑い季節は湿気も多いのでお弁当が腐りやすい環境であることがわかりますね。
バッグの中や会社のロッカーの中も実は危険な場所かもしれません。
できる限り冷蔵保存するようにして、菌の繁殖を防ぐようにしましょう。
お弁当を腐らせない方法1:冷ましてから仕切って入れる
先述でもご紹介しましたが、菌は湿気が多いところに発生します。
そのため、水気があるおかずはなるべく避けましょう。
野菜炒めやほうれん草のおひたし、レタスなどの生野菜も危険です。
また、完全に冷ましてからお弁当箱につめてフタをしましょう。
湯気や温度差があることでお弁当のふたに水滴ができ湿気が発生します。
また違うおかずが接触すると、傷みやすくなるので、一つずつアルミホイルやカップに入れて仕切るといいでしょう。
ご飯はお弁当箱に厚くつめてしまうとなかなか冷めないので、平らなお皿に広げておくとすぐに冷ますことができますよ。
お弁当を腐らせない方法2:火をしっかり通す
お弁当に入れるものは季節を問わず、生ものはあまり向きません。
肉や魚、卵など、食中毒を起こしやすい食品は特に注意しましょう。
ソーセージやかまぼこなどの加工品も要注意。
前日に作り置きしたおかずなども一度温めて冷ましてからお弁当箱につめましょう。
お弁当を腐らせない方法3:梅干しや酢を使う
梅干しや酢の殺菌効果を利用するといった手もあります。
梅干しは甘い梅干しよりも酸っぱいと感じる昔ながらの梅干しがおすすめ。
ご飯の上にぽんと乗せるだけでも殺菌効果を発揮してくれますが、効果の範囲が狭いので真ん中だけではなく、数ヵ所に置くとより効果がアップします。
酢はご飯を炊くときに少しだけ入れるといいでしょう。
米3合に対して小さじ1が目安です。
味にはほとんど影響はなく、これだけで傷みにくくなります。
またお弁当箱自体に、水滴や菌がついていると、どんなに食品に気をつけても意味がありません。
そのため、キッチンペーパーに酢をつけて、お弁当箱を拭くのもおすすめです。
アルミのお弁当箱は腐食の可能性があるので拭けませんが、その他の素材であれば、お弁当箱全体をきれいな状態にすることが可能です。
お弁当箱は、ゴムのパッキン部分などもしっかりと分解して洗い、熱湯消毒や週に1度程度漂白して除菌すると安心ですね。
お弁当を腐らせない方法4:素手で触らない
手はどんなにきれいに洗っても、いろいろな場所に触りますし、菌が残ってしまう部分です。
そのため、お弁当に入れる食品を素手でなるべく触らないようにしましょう。
おにぎりなどはラップを使ってにぎったり、つめるときも箸などを使ったりすることが大切です。
キャラ弁など、細かい作業でどうしても手を使うときは手袋を使いましょう。
お弁当を腐らせない便利アイテム
お弁当を腐らせないようにするために食品に気を使っても、最近は気温も湿度もあがってきているので、それでもまだ不安が残るという人も多いですよね。
そんなときに便利なのが「保冷剤」。
お弁当の上や横につけておくだけで安心です。
最近はお弁当箱に保冷剤が一体化されているものもあります。
保冷バッグに入れるとさらに効果的!
またご飯やおかずの上に乗せるだけでいい「抗菌シート」もおすすめです。
お弁当におすすめ!腐りにくいおかず
腐らないお弁当のおかずは、ずばり水気の少ない濃い味付けのしっかり火を通したおかずです。
揚げ物は高温でしっかりと火を通し、水気も少ないのでお弁当にぴったり。
魚の味噌焼きは火をしっかり通したものなので安心です。
鶏肉の甘酢煮なども酢を使うのでおすすめ!
ショウガにも殺菌効果があるので、豚のショウガ焼きなどもいいですね。
副菜であれば、味付けが濃く、しっかり火を通したきんぴらもいいですよ。
きんぴらは冷たくてもおいしく食べられるのでいいですよね。
卵が好きな人は半熟になってしまう危険性があるゆで卵よりも、卵焼きの方がおすすめです。
腐りやすいおかずは?
水分の多い生野菜や芋類は腐りやすいので気をつけましょう。
サラダなどは危険です。
とくにポテトサラダはマヨネーズも傷みやすいので気をつけましょう。
お弁当の隙間や彩りにぴったりのプチトマトもちょっぴり危険。
入れるときはしっかりと水分をふき取り、ヘタを取ってしまいましょう。
揚げ物は腐りにくくておすすめといいましたが、コロッケだけは芋がたくさん使われていますから、できれば避けた方が無難です。
また炊き込みご飯はさまざまな食材が混ざっているので傷みやすいです。
おかずが少なくて便利な炊き込みご飯や混ぜご飯も暑い季節はやめて、白米にした方がいいでしょう。
まとめ
ちょっとしたことに気をつければ、夏でもおいしいお弁当がランチに楽しめます。
せっかく作ったお弁当が無駄にならないように気をつけてつめましょうね。