ダイエットはしたいけど、走るなど激しい運動は嫌、でも食事制限もうまくいかない…と悩んでいる人におすすめなのがウォーキングダイエット。

歩くだけでダイエット効果だけではなくさまざまなうれしい効果が得られるのです。

今回はウォーキングの効果と正しい歩き方をご紹介します。

ウォーキングの効果①：代謝アップで脂肪が燃焼

ウォーキングをすると代謝がアップする効果があるため、脂肪が燃焼しやすくなるのです。

ウォーキングは下半身が中心のダイエットではないかと考える人もいるのですが、全身を使って行うので、部分痩せというよりは全身の余分な脂肪をバランスよく落としてくれるのできれいに痩せることができると女性からも人気のダイエット方法です。

部分的ではないとはいえ、とくにダイエット効果があらわれるのはやはり「足」。

走ったり、自転車をこぐといったように足に強い負担がかかるわけではないので、筋肉がついて逆に太くなってしまったなんて言うことを避けられるのもウォーキングのうれしいポイント。

また、内臓脂肪や皮下脂肪を燃やす効果も期待できるので、お腹周りのダイエットにもおすすめです。

ウォーキングの効果②：血流がよくなる

ウォーキングの効果はダイエット効果だけではありません。

血流がよくなるので、冷え性が改善したり、むくみが解消したりといった効果も！

痩せるだけではなく身体を健康に保ってくれるのです。

痩せても不健康なのは意味がないですよね。

血流が改善すると、脳も活性化するので認知症予防にもなるといわれています。

ウォーキングは健康の秘訣といっても過言ではありません。

ウォーキングダイエットが向いている人

ウォーキングダイエットは誰でも人でも気軽に始めることができます。

とくにウォーキングダイエットが向いている人は、ダイエット初心者や運動が苦手な人。

激しい運動をするわけではないので、挫折せず続けられるのがいいですよね。

また、運動不足の人が急に走ったり、激しい運動をしたりすると、足の筋肉を傷めてしまう恐れがありますが、ウォーキングであれば日常生活でも歩いていますから、大きな負荷がかからないというメリットがあります。

また隙間時間で行ったり、通勤時に行ったりすることができるので、なかなか時間が取れないという忙しい人にもおすすめのダイエット方法です。

わざわざ運動する時間を取れないという人は、1駅分だけ今日は歩く、営業で外回りをするときはなるべく歩くなど、時間を有効的に使いながらできるのもウォーキングのいいところです。

一日どのくらい歩くと効果が出る？

有酸素運動の効果は20～30分しないとあらわれないといわれています。

そのため1日30分ほどのウォーキングが効果的。

もちろんそれ以上行っても構いませんが、「続ける」ことの方が大切です。

昨日は1時間歩いたから今日はしなくていいやと怠けてしまうのは問題。

急にたくさん動いて足を傷めるのも続かない原因になってしまいますので、無理せず続けられる時間にしましょう。

また、ウォーキングができない日もなるべく歩くことを意識して、1日に1万歩を目指して歩くといいでしょう。

正しい歩き方をマスターしよう

ウォーキングをするのであれば、より効果的に正しい歩き方で行いましょう。

まずは正しい姿勢をチェック！

背筋を伸ばしあごを引いて、お腹を引っ込めてお尻の穴にきゅっと力を入れると、きれいなフォームが出来上がります。

このとき、無理に背筋だけを伸ばそうとするのではなく、肩から開くようにしてください。

現代はパソコンやスマホで肩が内側に丸まっている人が多く、背筋だけ伸ばすと腰に負担がかかってしまうのです。

歩くときは足元を見るのではなく前をしっかりと向いて、かかとから地面につけましょう。

もっと細かくいうとかかとを地面つけたあと、小指の付け根から順番に親指の付け根までついたら親指をつけるのが正しい歩き方です。

歩くスピードはいつもよりも少し早くを意識して、腕をしっかりと振って歩きましょう。

また呼吸の仕方も意識するといいでしょう。

吸うよりも吐く時間を長くすると酸素を全身にいきわたらせることができます。

ウォーキングをするタイミングは「朝」がベスト

ダイエットをするのであれば、ウォーキングは朝がおすすめ。

規則正しい生活習慣が身に付きますし、朝日を浴びながら歩くとすがすがしい気持ちになれますよ。

夏でも朝のうちは気温が低いので歩きやすいというメリットもあります。

痩せたいという人は食前、今のスタイルを維持していきたいという人は食後のウォーキングがおすすめ。

まとめ

ウォーキングは特別な道具を使うわけではないので、誰でも気軽に始めることができるダイエット方法です。

身体への普段も少ないので、ダイエット初心者や運動が苦手、長続きしないという人もぜひ試してみてはいかがでしょうか？

またダイエットは続けることが大切なので、決して無理はしないでくださいね。