POSTED on2020.04.11
お家で簡単ケア!ビタミンを使ってニキビ肌から解放される方法
学生の頃に気になったTゾーンのニキビよりもやっかいな、あご周りにできやすい大人ニキビに悩まされていませんか?
この記事では忙しい女性でも手軽にニキビを治せる、ビタミン剤を使った解決方法をご紹介します。
ニキビができる原因や、ついしてしまいがちなNGポイントをチェックしてニキビ肌から解放されましょう。
目次
そもそもニキビができる原因とは?
ニキビができるきっかけは、皮脂が過剰分泌することにより毛穴に皮脂が詰まったり、毛穴の出口の角層が厚くなることで毛穴をふさいでしまったりすることが原因です。
これによりアクネ菌が増えてニキビができてしまいます。
「皮脂が増えることが原因なら皮脂が出ないようにピーリングをたくさんしよう!」と考えるのはNGです。
ピーリングはお肌が健康な状態であればニキビ予防にもなりますが、反対に保湿力が落ちてしまうので、乾燥などほかの肌トラブルにつながる危険性があります。
【ニキビの種類別】基本的なニキビケアをおさらい
ここでニキビの種類別に、基本的なケア方法をチェックしておきましょう。
・白ニキビ:ニキビ肌用の殺菌効果のある洗顔・スキンケア、角質ケアアイテム
・赤ニキビ:優しく洗顔、ピーリングや角質ケアはNG
白ニキビは炎症がおこる前の段階なので、殺菌効果のあるニキビ専用洗顔料などでこれ以上ひどくならないよう対策ができます。
しかし赤ニキビは炎症を起こしてしまった後なので、ケアをしすぎると刺激が強く、かえって逆効果です。
洗いすぎもよくないので、朝晩2回の優しい洗顔のみでOK。
指で触ったりすると菌が繁殖しやすくなるので、触らないようにしましょう。
スキンケアで改善できなければビタミン!
ニキビの予防とケアは洗顔や抗炎症・殺菌効果のある化粧品などで対策できますが、赤ニキビが繰り返しできる・治っても再発する場合は皮膚科に相談することが必要です。
皮膚科では主に2パターンの治療法が提案されます。
・ニキビ専用薬を使って短期間で治療する
・ビタミン剤を使ってじっくりと治療する
ニキビ専用薬を使った場合は短期間で改善が見込めますが、お肌に合わない場合や副作用が出ることもあり、敏感肌の方には不向きです。
一方ビタミン剤を使った場合は、治療期間に2か月以上かかってしまいますが、副作用はなく内側から改善できるので長期的に考えると取り入れやすい治療方法です。
ニキビに効果的なビタミンの種類
ニキビに効果的なビタミンは2種類あります。
ビタミンB群とビタミンCです。
・ビタミンB群:皮脂分泌のコントロール、皮膚炎の予防
・ビタミンC:美肌・保湿・アンチエイジング効果
どちらも1度に多く摂取したとしても効果的ではありません。
なぜならビタミンB群は体内にたまりにくく、ビタミンCは必要以上に摂ると尿として排出されてしまうからです。
そのため1日に必要なビタミンを、食事とあわせてビタミン剤を使ってサポートすることで、お肌への効果も現れやすくなります。
ビタミンB群は激しい運動で疲れた時や仕事で忙しい時、妊娠中も不足しやすいビタミンなので、ニキビなどのお肌トラブルだけでなく健康な身体づくりにも必要なビタミン。
ビタミンCは抗酸化作用とコラーゲンを作り出す手助けをしてくれる栄養素で、美肌作りに必要です。
またニキビが治ったあとに気になるニキビ跡をだんだんと薄くしてくれる、お肌を再生する素にもなります。
ビタミンはお試しで市販のビタミン剤を購入してみるのもOK。
しかしお肌の状態が長い期間悪化している場合は皮膚科に行くことをおすすめします。
ニキビができたときの注意ポイント
ニキビができたときについついやってしまう、5つの注意ポイントを確認しておきましょう。
・つぶさない
・触らない
・洗顔をしすぎない
・刺激をあたえない
・油分をひかえめに
ニキビが気になりついつい触ってしまいがちですが、手についている雑菌がニキビに移り、悪化してしまうことも。
赤ニキビをつぶしてしまうと化膿するので、絶対NGです。
記事の初めにニキビの原因は皮脂の過剰分泌とお話ししましたが、やりすぎた洗顔もNGです。
過剰な洗顔によりお肌が乾燥することで、さらに皮脂を分泌する悪循環につながります。
洗顔は手でこするようにするのではなく、泡をつかって転がすように洗顔しましょう。
またニキビは外からの刺激にも敏感です。
手だけではなく髪の毛や、冬場は衣類が触れてしまうのもNG。
メイクでは油分の多いリキッドファンデーションやオイル美容液なども控えてください。
ニキビ専用の化粧品も販売されているので、コンシーラーで重ね塗りをするのではなく、ケア目的の化粧品を使って悪化させないようにしましょう。
ビタミン剤でニキビともおさらば!
ビタミン剤を使ったニキビ解消方法をご紹介しました。
ビタミン剤を使うときは1日の規定量を守って、焦らずゆっくりと改善していくことが大切です。
これを機にビタミン剤とあわせて、日々のスキンケアの見直しもしてみましょう。