POSTED on2020.03.17
| UPDATE on 2020.03.16
意外な場所で魅惑の音楽フェスを楽しもう!
寒さが続いていますが日差しには時折春のような力強さも感じられるこの頃。
日常の喧騒から離れて、こんなアウトドアな時間を過ごしてみませんか?
最近じわりと人気を高めつつある、一見「何もない場所」での音楽ライブの数々。
今年注目のイベントをご紹介します。余裕を持って予定に入れておくべし。
天然のスピーカー 岩壁音楽祭
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山形県高畠町にある巨大な岩壁。
石切場と呼ばれるこの場所は、かつて石工たちが岩石を切り開いた跡です。
手彫りであったため、1本の角石を取り出すのに、つるはしを4000回振り下ろされたと言われる、そびえ立つ岩壁を前に、シーン先端を開拓し続けるアーティストたちが、音楽のさらなる可能性を提示する新しい音楽祭です。
プロジェクションマッピングで彩られた岩壁は神秘的なムードに満ち、また格別な音色を響かせます。
2020年の6、7月頃に開催予定。
職人の心意気を感じろ 鉄工島フェス
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「ものづくりのまち」として知られている東京都大田区京浜島。
特に京浜地域では主に金属を素材とした「削る」「磨く」「形成する」「メッキする」といったひとつの加工を専門に請け負っている約3500もの工場が存在しています。
より良いものを作ろうと切磋琢磨し、日々高い技術力から生まれる数々の「モノ」を日本国内のみならず世界各国へと供給している、そんな鉄工島を舞台に、現役稼働する鉄工所にて、多種多様なジャンルのライブや演劇などを、サーキット形式で回遊しながら楽しめるフェスティバルです。
過去には七尾旅人、谷崎テトラなど職人気質のアーティストが多く出演することからも、他のフェスとの特異性をうかがわせます。
音楽やアートからも、普段あまり見ることのできない大田区の職人技術を堪能できるのが特徴です。
毎年11月初旬に開催予定。
それは神の響き GANKEフェス
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北海道の中心に位置する新得町の屈足湖畔で開催され、前回で6年目を迎えたフェスはアウトドアの聖地と呼ばれる新得町の魅力がたっぷりつまったローカルフェスティバルです。
過去にはUKULELEGYPSY、kan sano、THREE1989、DJついいちろう、といったフェス好きのツボをおさえたアーティストが出演。
アクティビティやキャンプを楽しめる他、カヌー、ラフティング、SUP、パルクール、テントサウナ、はじめ思いっきり自然で遊べ、おいしい食べ物にもありつけるうえ、汗をかいたらすぐ温泉へ。
アクティビティを堪能できること間違いなし。
ガンケの由来は、その名の通りアイヌ語で崖をさし、ガンケとは神が座る場所と信じられ、カムイロキ(神の座)と呼ばれていました。
おすすめは何といってもカヌーで、ガンケを臨む湖の上に響く音楽を聴くこと。
ここでしか味わえない最高の楽しみ方の一つです。
毎年6月から7月にかけて開催予定。
変わり種フェスを通じて新たな野生のセンスを磨きましょう
フェスにはそもそも未知の音楽に出会うという醍醐味があります。
岩肌や工場、湖の上でといった独特の反響を通じて聴けば、お馴染みのヘビロテも新たな顔を覗かせてくれるかも。
要チェキラ!