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POSTED on2018.11.09

UPDATE on 2018.11.08

野菜を食べたら痩せる?効果的に痩せる食材選び

ダイエットといえばやっぱり野菜?


どうして野菜を食べたら痩せるのか、本当に野菜を食べれば痩せるのか。
これが分かれば、ダイエット=野菜という概念が少し覆されるかもしれません!

 

野菜が良いと言われる理由は2つ!

1つ目は「満腹感を得やすい」

野菜だけではなく、きのこや海藻類にも言えることですが、他の食材に比べて硬いものが多いため、噛む回数が増えます。
ヒトは、脳内に「満腹中枢」を持っているため、食物が体内に入って20分程度経つと、脳からの指令によって働きます。
早食いの人は、20分の間にたくさんの食べ物を摂ることができるので、その分カロリーを摂ってしまいやすいんです。
早食いが太りやすいというのは、こういった理由から。

 

2つ目は「食物繊維」

知っての通り野菜のほとんどは、食物繊維を多く含んでいます。
では、食物繊維を摂ることがなぜダイエットにつながるのでしょうか?
それは、腸内環境を整えるため。
腸内の善玉菌は、食物繊維をエサにすることで活発に働き、それにより便を作りだします。
食べたものが便になり、それを体の外に出す、ということは、体内にある食べ物のカス(=無駄なもの)を残さず全て排出するということです。日本人の1日の便量は、平均して150~200gと言われていますので、それだけで0.2㎏は減ることになります。もちろんそれだけではありません。大腸の運動は、もちろん体にとっての運動でもありますので、しっかり食物繊維を摂ってしっかり大腸を動かすことで、エネルギーを消費します。あとは想像がつくと思いますが、エネルギーの消費によって代謝が上がるため、同じ生活をしている人を比べてみても、食物繊維を摂って、しっかり便を出している人のほうが消費エネルギーが増え、痩せやすいというわけです。

 

「野菜だけ食べていれば痩せる」はNG!


ダイエットに効果的だからといって、野菜だけ食べれば大丈夫というわけにはいきません。
ここ最近の研究で、もっと効率よく食物繊維を摂り、かつ、便秘や体重増加を防ぐ効果のある食べ物があることが分かってきました。
それは「穀類」です。
穀類といえば、「糖質ダイエット」や「食べると老化を進める」と悪いほうに話題の食べ物になりつつあります。もちろん、穀類は糖質が豊富ですので、食べ過ぎたら太るのは当然です。実は穀類には、他の食べものに比べて、糖質だけではなく食物繊維も多く含まれています。

 

実際の食事で比較してみよう!

ここで、食物繊維がたっぷり入ってそうな野菜の代表格「ごぼう」と、食物繊維を多く含む穀類(主食)の食物繊維を、1回に食べる量で比較してみましょう。

・ごぼう40g(きんぴらごぼう1人分) 食物繊維2.3g

・ライ麦パン60g 食物繊維3.4g
・そば220g(1人分) 食物繊維4.4g
・玄米ごはん150g(女性茶碗1杯) 食物繊維2.1g

ごぼうを山ほど食べれば別ですが、一般的な食事を摂ろうとしたら、主食で食べたほうが満腹感もありますし、気軽に摂りやすいですよね。
主食で摂らなくても、シリアルなどで、おやつ代りになる穀類も増えてきています。
もちろん、野菜や海藻類はエネルギー量(カロリー)が少ないので、積極的に摂ることは、ダイエットにとって何ら問題ありません。

 

バランス重視で効果的にすっきりボディに!

食物繊維をしっかり摂って、体や腸を動かし、健康的な痩せ方を目指すなら、「ごはんは食べない」とか「糖質一切禁止」など言わずに、少し違った見方で、自分のダイエット論を見直すのもいいかもしれませんよ。

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